投稿者 : 佐智子 美濃羽、投稿日 2017 年 6月1日

絶景、美食、空間、すべてがパーフェクト!バンコクのチャオプラヤー川で噂のスパンニガー・クルーズを体験

バンコクに行ったらぜひ訪れてほしいのがチャオプラヤー川です。というのも、チャオプラヤー川を中心に発展してきたバンコクでは、寺院やホテルの正面玄関は川側。タクシーで乗りつける裏口ではなく、川から眺める正面が一番美しく造られているんだそう。

そんなバンコクの景色と観光を一度に楽しめるのが、チャオプラヤークルーズです。船に乗るだけでも充分楽しめますが、美味しいタイ料理を食べながらのクルーズは、さらにおすすめです!

スパンニガー・クルーズで特別な体験を

チャオプラヤークルーズはバンコク旅行のハイライトなので、さまざまな船が運航しています。なかでもイチオシが「スパンニガー・クルーズ」。おしゃれなバンコクっ子の間で人気のレストラン「スパンニガー・イーティングルーム」が2016年にスタートしたクルーズだけあって、料理はもちろん、船内のインテリア、サービスのすべてにおいて満足できる内容です。

チャオプラヤークルーズ

スパンニガー・クルーズには3つのコースがあるのですが、今回は一番長くクルーズを楽しめる1人3,250バーツの「ディナー・シャンパン・テタンジェ・クルーズ(Dinner Champagne Taittinger Cruise)」を紹介しましょう。6品のタイ料理とタンジェのシャンパン1杯が付く2時間15分のコースです。予約はウェブサイトからがスムーズ。早期予約の割引きもあるので、旅行が決まったらすぐの予約がおすすめです

運航時間はコースによって異なりますが、夕景&夜景のすべてを楽しみたいのであれば、「ディナー・シャンパン・テタンジェ・クルーズ」がいいと思います。タイの5月の日の入りは午後6時半くらい。時期にもよりますが、このコースを選べば夕暮れから夜のライトアップまでをひと通り楽しめます。

スパンニガー・クルーズのコース

どのコースも船の発着場所となるのはRIVER CITY(他のクルーズの発着場所もほとんどここです)。船はチャオプラヤー川をさかのぼり、ワット・プラヨーン、ワット・ポー、ワット・アルン、陸軍ホール、グランド・パレスなど、数々の名所を眺めながらラマ8世橋でUターンしてRIVER CITYへと戻ります。

「ディナー・シャンパン・テタンジェ・クルーズ」は、他のコースよりも乗船時間が長く、復路でRIVER CITYを越えASIATIQUEまで下ってから戻ります。

船からは川の両岸が見渡せるので、行きと帰りで違った景色が楽しめますし、運航ルート案内も用意されていて、自分が今どこを通っているのかが分かるようになっています。

スパンニガー・クルーズ 食事
Photo by Kazuyo Kawatoko

気になるメニューですが、人気レストラン、スパンニガー・イーティングルームのおすすめ料理がセレクトされています。フルーツの上に炒めたひき肉をのせた前菜マーホーや、カニのすり身をカレーペーストに合わせて蒸したホーモックプー、ゆで卵にタマリンドソースがかかったカイルーククーイなどの6品がずらり。さらにマンゴーともち米のスイーツ、カオニャオマムアンなどのスイーツにオーガニックティーが付く大満足の内容。メニューはシーズンごとに変わります。

スパンニガー・クルーズ デッキ

食事は基本、リザーブされたテーブルで楽しみますが、可愛いデッキは格好の撮影スポット。スパンニガー・クルーズ 夜景
Photo by Kazuyo Kawatoko

どこか素敵なところでディナーがしたいな…と考えている方は、スパンニガー・クルーズを候補に入れてみてはいかがでしょう?きっと楽しい思い出になるはずです。

Supanniga Cruise
URL:http://www.supannigacruise.com/
・イブニング・カクテル・クルーズ…月~金曜の16:45から1時間
・イブニング・シャンパン・テタンジェ・クルーズ…土・日曜の16:45から1時間
・ディナー・シャンパン・テタンジェ・クルーズ…月~日曜の18:15から2時間15分

愛情たっぷりの料理とアートな空間、スパニガー・イーティングルーム

残念ながら、船は苦手…。という方はスパニガー・クルーズの料理を提供しているレストランへ。イサーン地方(タイの東北部)、コンケーン出身のオーナーによるスパニガー・イーティングルームは、家族への愛情と思い出がたくさん詰まったレストランです。

スパニガー・イーティングルーム

レシピの元になっているのは、オーナーのおばあさんの料理。前菜からデザートまでメニュー数が豊富なので、ぜひいろいろと試してみてください。

こちらは、お店のシグニチャーメニューのムーチャムアン。豚肉を酸味のあるバイチャムアンの葉と一緒に煮込んでいます。

ムーチャムアン

美味しい料理を引き立てる器や内装も素敵で、まるでアートギャラリーのよう。それもそのはず、オーナーのお母様はデザイナーで、古材を用いたテーブルやタペストリーの中には、お母様の作品も使われています。

レストランは現在トンローとシーロムに2店舗。確実に席を確保したい場合は、お店のウェブサイトからの予約がベターです。

SUPANNIGA EATING ROOM THONGLOR
住所:28 Soi 10 Sathorn Rd., Bangkok
電話: 02-635-0349
時間:11:30~14:30、17:30~23:30

SUPANNIGA EATING ROOM SATHON
住所:160/11 Soi Sukhumvit 55 (Thonglor), Between Thonglor Soi 6 & 8, Bangkok
電話: 02-714-7508
時間:11:30~14:30、17:30~23:30
URL(2店舗共通):http://www.supannigaeatingroom.com/

ひとり旅にもおすすめ!カジュアルなイート ライス&ヌードルズ

サクッと美味しい料理が食べたい!という方におすすめなのが、大型ショッピングモール「エムクオーティエ」の中にある「イート ライス&ヌードルズ」です。

こちらもスパンニガーの系列店。名前からも想像がつくように、ワンプレートディッシュがメインのレストランです。

イート ライス&ヌードルズ

お店はとてもカジュアルで入りやすい雰囲気ですが、素材や作り方には手を抜いていません。例えばお米はスリン産のジャスミンライス、油は低コレステロールのライスブラウンオイルなど、体に優しくて美味しいものを厳選して使っています。

写真左より、パッタイと牛肉のガバオ炒め。パッタイの太い麺は揚げエビワンタン。麺の種類や具材は、メニューの中から自分の好きな物を組み合わせてオーダーできます。

パッタイと牛肉のガバオ炒め

スイーツやドリンク類も充実しています。写真左よりオーガニックブラックセサミアイスクリーム、タイコーヒースムージー、マンゴーシェイク。

セサミアイスクリーム、タイコーヒースムージー、マンゴーシェイク

ショッピングモールのフードコーナーに入っているので、買い物のついでに立ち寄るにも便利。忙しい旅行者には、とても心強い存在です。

EAT rice & noodles
住所:B Floor, Quartier Food Hall, Emquartier
TEL: 02-261-0428
時間:10:00~22:00
URL:https://www.facebook.com/eatriceandnoodles

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