紅茶とともにスコーンやケーキ、サンドイッチなどを味わう優雅なお茶の時間、アフタヌーンティー。英国発祥のこの喫茶習慣をタイで楽しんでみませんか。タイの首都バンコクでは、一流ホテルがしのぎを削って、魅力的なアフタヌーンティーを提供しています。 高級感あふれた空間で上質なお茶と軽食を満喫しましょう。

バンコクのアフタヌーンティーの特徴

バンコクのアフタヌーンティーの特徴

ホテル天国バンコクは、アフタヌーンティー天国でもあります。5つ星クラスのホテルでは100%、ラウンジやカフェでアフタヌーンティーを提供していますが、その内容にはそれぞれのホテルの個性が反映されています。

濃厚なケーキに力を入れているホテルもあれば、タイや日本などのテイストを盛り込んだアイテムを充実しているホテルもあります。アフタヌーンティーは通常、2人前でセットされていますが、「1種類2個」という形にこだわらずに、「1種類1個」として種類を増やし、味に変化のあるアフタヌーンティーを提供しているホテルもあります。

紅茶のラインナップを強化しているホテル、軽食を入れる容器に独自の創意工夫が光るホテルなど、どれ一つとして同じアフタヌーンティーはありません。高級ホテルの建設ラッシュが進行しているバンコクでは、ますますこの傾向が高まっています。

つまり、それだけ選択肢が豊富だということ。アフタヌーンティー好きにはこたえられない場所といえるでしょう。ここでは、個性豊かなバンコクの5つ星ホテルの中から、3つのホテルをセレクトしました。それぞれのアフタヌーンティーの個性や魅力に触れてみてください。

魅惑の味、コンラッドホテルのアフタヌーンティー

コンラッドホテルのアフタヌーンティー

バンコクでも1、2を争う味と評判なのがコンラッドホテルのアフタヌーンティー。バンコクの中でも緑が多く美しいウイッタユ通り沿いの高級ショッピングモール・オールシーズンズプレイスに直結しています。

アフタヌーンティーがいただける場所は、1Fのロビーの右柄に広がるラウンジ&バー、Diplomat Bar。天井が高く、茶色を基調にしたインテリアでまとめられた格調高い空間です。席と席との距離がしっかりと確保され、ソファやイスもゆったりとしているので、思う存分くつろぐことができます。

コンラッドホテルのDiplomat Bar

アフタヌーンティーは1種類。4種類のサンドイッチ、6種類のケーキ・タルト類、5種類のチョコレートやマカロンで構成された内容は、伝統的でスタンダードながらも、一部、タイの伝統的なお菓子(ルークチュップ=野菜や果物を模した緑豆餡入りのお菓子)も盛り込まれています。飲み物は、紅茶やハーブティー、コーヒーなど約20種類から選びましょう。

コンラッドホテルのアフタヌーンティー

マカロンやタルト、チョコレートケーキなどはこぶりながらどれも味が濃厚。コクのある美味しさが特徴です。色合いも申し分ありません。ラズベリーの赤、ピスタチオの緑、チョコレートの褐色で彩られたセットは、南国らしい色合いです。ティースタンドの上段と下段には小さなココナッツが、中段には細かく刻んだナッツが下に敷かれた演出にも驚かされました。

特に満足度が高いのは、サンドイッチ類でしょう。これだけは別のお皿で登場しますが、サーモンのベーグル、きゅうりのサンドイッチ、パルマハムとヤギのチーズのブルスケッタ、スプーンに入ったツナとアボカドのタルタルは、見た目も味もまさに5つ星。

コンラッドホテルのアフタヌーンティー サンドイッチ

バンコクの中でも非常に落ち着いたエリアにあり、「穴場」ともされるコンラッドホテル。アフタヌーンティーも「優雅」の一言です。

コンラッドホテル 1F Diplomat Bar
住所:87 Wireless Road, Lobby Level, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok
Tel :02-690-9244
アフタヌーンティーの時間:14:30~17:30
アフタヌーンティーの料金:790バーツ(約2500円、2人分ドリンク付き)
行き方:BTSプルンチット駅から徒歩10分。一番便利なのは、BTSプルンチット駅そばのノボテルホテルの前から出ている無料シャトルバスを利用する方法。運行時間は7:00~21:00、本数は月~金に105本、土・日・祝に57本。アフタヌーンティーの時間帯は15分おきに出ています

タイと日本の味のハーモニー!? オークラのアフタヌーンティー

季節によって中身が変わり、和のテイストを取り入れたアフタヌーンティーで人気があるのが、ホテルオークラ24FのUp & Above Barです。

アフタヌーンティーの種類は2つあり、1つは「和」を全面に打ち出した「THE OKURA AFTERNOON TEA DELIGHT」。もう一つは伝統的なアフタヌーンティーに和のテイストを少し盛り込んだ「HEARTS AND ROSES AFTERNOON TEA」です。ここでは「HEARTS AND ROSES AFTERNOON TEA」を頼んでみました。

オークラのアフタヌーンティー

まず一番の特徴といえるのが、引き出し型のティーセットです。お重を模したといえばいいのでしょうか。引き出しを開けて中のデザートやサンドイッチを取り出して食べるスタイルなのです。これには誰もが「可愛い!」と声をあげるに違いありません。

 オークラ Up & Above Bar

アフタヌーンティーの中身は、スコーンやマカロン、ブラウニー、チョコレート、サンドイッチといったスタンダードな顔ぶれですが、大福も仲間入りしています。小さなハート柄が表面にプリントされ、柚の風味が効いたマカロンも和のテイストが感じられます。

ザ・オークラプレステージバンコク

ドリンク類は、紅茶やコーヒーなど約30種類の中から選べますが、緑茶が4種類も揃っているのは、さすが日系のホテルでしょう。24Fにあるため、窓からの長めも絶品です。バンコクで和のエッセンスを取り入れた英国発祥のアフタヌーンティーを楽しむのは非常に面白い体験でないでしょうか。

ザ・オークラプレステージバンコク 24F Up & Above Bar
住所:Park Ventures Ecoplex, 57 Wireless Rd., Lumpini, Pathumwan, Bangkok
Tel:02-687-9000
アフタヌーンティーの時間:14:00~17:00
アフタヌーンティーの料金:1190バーツ(約3800円、2人分ドリンク付き)
行き方:BTSプルンチット駅の5番出口を出ると、5番出口からホテルへの直結通路があります

紅茶の種類と洗練された味に感服! ケンピンスキーホテル

ケンピンスキーホテル

もっともアフタヌーンティーらしいアフタヌーンティーを楽しめるのがケンピンスキーホテル。ドイツ資本のホテルではありますが、スコーンの味、紅茶の種類、軽食のバラエティなどすべてが伝統をベースにしながらも、洗練されたテイストに仕上げています。

ケンピンスキーホテルのアフタヌーンティー

アフタヌーンティーを提供しているのは、1Fロビー近くにあるバー、HANUMAN BAR。アフタヌーンティーは1種類のみですが、注目すべきは紅茶の種類が豊富なこと。なんと64種類もの中から選べます。

ケンピンスキーホテル HANUMAN BAR

円状の優雅なティーセットで登場するアフタヌーンティーの中身は、スイーツが9種類、軽食が4種類。同じ種類が2個ずつ提供される他のホテルとは違って、1種類1個で登場しますが、スコーンもケーキもそれなりのボリュームで、分けて食べるにはちょうどいい大きさです。

ケンピンスキーホテル アフタヌーンティー

スイーツ類のクオリティはどれも非常に高く、とりわけうれしいのがアフタヌーンティーには欠かせないスコーンです。ふっくらかつサクサクに焼き上げたスコーンに添えられるクロテッドクリームは濃厚でまろやか。イチゴジャムの美味しさにも感激しました。

ケンピンスキーホテル 軽食

軽食もサンドイッチあり、キッシュあり、ベーグルあり、パイありとバラエティに富んでいるのもうれしい限り。飲み物が1人分しか付いていないので、2人で行く場合には別途飲み物(200バーツ前後=約650円)を注文する必要がありますが、それでもこの内容で800バーツ(約2600円)には割安感があります。

バンコクでもっとも賑やかなサイアム地区にあるとは信じられないほど落ち着いた大人の空間で、ぜひアフタヌーンティーらしいアフタヌーンティーを味わってみてください。

ケンピンスキーホテル 1F HANUMAN BAR
住所:991/9 Rama 1 Road, 10330 Bangkok
Tel:02-162-9000
アフタヌーンティーの時間:14:00~16:00
アフタヌーンティーの料金:800バーツ(約2600円、1人分のドリンク付き)
行き方:BTSサイアム駅直結のショッピングモール・サイアムパラゴンの裏手。パラゴンからの直通路あり

アフタヌーンティーの時間帯は14時~17時が一般的ですが、異なる時間帯のホテルもあるので、事前に確認が必要です。できれば、予約をして足を運びましょう。繁忙期(年末やGWなど)以外であれば予約なしでも入れる場合も多いのですが、予約をしておくと、窓際など展望が良く居心地が良い場所を確保してくれます。予約を済ませた上でぜひ、優雅で満足度の高いティータイムをお過ごしください。

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*1バーツ=3.2円で計算(2017年3月2日時点)