タイのチップ、相場を知ればもうこわくない!

タイのチップ、相場を知ればもうこわくない!

海外旅行に出掛けたら気になるのが、サービスに対する感謝の念として手渡すチップの習慣です。日本にはない制度なので、何かとまごつく場面が少なくありません。さて、タイではどのようなチップの習慣があるのでしょうか。どんな場面、どんなケースでチップをどれぐらい払えばいいのか、具体的にタイのチップ事情を紹介しましょう。

タイでチップを払う場所はこの4つ

タイでチップを払う場所はこの4つ

世界にはチップの習慣がまったくない国もありますが、タイは基本的にはチップの習慣がある国。特に、観光客が多く訪れる首都のバンコクの中心部では、チップは「あって当然」の制度として根付いています。

といっても、どんな場所でもチップが必要というわけではありません。また、チップを払わないとサービスが極端に悪くなったり、怒られたりするわけでもありません。払うべき場所や場面がある程度決まっているので、それを理解した上で、スマートにチップを払うと、旅がぐっと楽しくなります。

タイでチップを支払った方がいい場所・場面は以下の通りです。

1.ホテル
2.レストラン
3.マッサージ・SPA
4.タクシー

この4箇所だけ抑えておけば大丈夫。チップで渡すのは、20バーツ札、50バーツ札、100バーツ札のいずれか。コインは避けてお札で渡します。

上記4つ以外の、例えば屋台やコンビニ、町の食品店や雑貨店、スーパーマーケットや百貨店、ショッピングモール内の店舗、フードコート、市場などでは、チップを払う必要はありません。「◯◯バーツ」と請求された通りの金額、レジで告げられた金額をそのまま払うだけでOKです。ただし、お釣りの額の端数が1バーツ~2バーツ(3円~6円)と小さい場合には、お釣りをくれないこともあります。その場合は、少額をチップであげたと考えましょう。

ホテルでのチップの相場はおいくら?

ホテルでのチップの相場はおいくら?

ホテルでチップを渡す場面はいろいろと考えられそうですが、以下の3つだと割り切りましょう。

1.荷物を部屋まで運び部屋の説明をしてくれたとき
2.ベッドメーキング(クリーニング)の後
3.ルームサービスを利用した後

1回にわたりいくら渡すかはホテルのランクによっても異なり、ランクが上がればチップの額も上がります。おおよその目安は以下の通り。

1.1泊2000バーツ(約6000円)以下  50バーツ(150円)
2.1泊2000~6000バーツ(約6000円~1万8000円)以下  50~100バーツ(150円~300円)
3.1泊6000バーツ(1万8000円)以上 100バーツ(300円)

ホテルのスタッフに直接渡す場合には、あらかじめ紙幣を用意しておいて渡した方がスマートです。ベッドメーキングや部屋のクリーニングへの感謝の印として、朝、部屋を出るときにチップを置いていく場合には、部屋の目立つ場所を選びましょう。

ホテルでのチップの相場はおいくら?

チップのことを枕銭と呼ぶ習慣もあり、枕の下に入れる人が多いようですが、必ずしも枕の下に入れる必要はなく、枕元のベッドスタンドなどの上などでも問題ありません。その場合、お札が飛ばないように時計やペンなどで押さえておくことをオススメします。

なお、連泊する場合には毎日、チップを置きましょう。というのは清掃担当者は日々、変わるからです。感謝の気持ちを込めるのがチップの原則。お掃除をしてくれたスタッフに、日替わりでチップを置きます。

ちなみに、エントランスでドアを開けてくれるホテルスタッフにはチップを渡す必要はありませんが、コンシェルジュを利用した場合には、その内容に応じてチップを渡すことをオススメします。レストランを探して予約をしてもらったり、詳しく道順を聞いて丁寧に教えてもらったという場合には、受けたサービスへの対価としてチップを払うと、スタッフも喜び、サービスがさらに良くなるかもしれません!

どんなレストランでもチップは要るの?

どんなレストランでもチップは要るの?

屋台から食堂、高級レストランまでタイにはさまざまな飲食店がありますが、基本的にドアがあり、冷房がきいているお店を利用したらチップは必要だと考えてください。ただし、お会計にサービス料(10%)が含まれていたら、基本的には支払わなくても大丈夫。その場合でも、お釣りの端数(50バーツ未満=150円)は受け取らず、そのまま置いておきます。

サービス料が含まれていない場合には、会計金額の5%~10%をチップにあてましょう。総額が500バーツ(1500円)なら30バーツ(90円)程度、総額が1000バーツ(約3000円)なら50バーツ(150円)程度でじゅうぶんです。

どんなレストランでもチップは要るの?

クレジットカードで支払った場合には、できればチップを別途お札で渡したいもの。もっともクレジットカードの場合にはチップは特に置かないという人も多いので、必ずというわけではありません。料理が美味しかった、サービスに満足したというあなたの満足度レベルで判断してください。

マッサージやSPAではチップは必須

マッサージやSPAではチップは必須

タイ旅行のお目当てとして、マッサージやSPAを挙げる人は少なくありません。では、そうしたお店ではどのタイミングでいくらチップを手渡すべきなのでしょうか。

マッサージ店やSPAサロンでは、料金は前払いですから、チップは施術が終わり、店を出る前に手渡します。私の場合、施術が終わって更衣室に行き、着替えが終わって更衣室を出たところで担当者に渡しています。人によっては店を出る直前で渡すという人もいます。頃良いタイミングを見計らって、さらっとチップを渡しましょう。

チップの額は1時間あたりで考えてください。

1.庶民的なマッサージ 1時間あたり50バーツ(150円)
2.高級なマッサージ店やSPA 1時間あたり100バーツ(300円)前後

マッサージ師の給与は安く、チップ前提でサービスが行われているので、チップは必ず払うものと考えたほうがいいでしょう。

タクシーはお釣りの端数がチップ代わり

タクシーはお釣りの端数がチップ代わり

タイのタクシーは初乗りが35バーツ(約110円)と安く、台数も非常に多いので、便利に使いこなすと移動範囲が広がります。そこで気になるのがチップです。果たして払う必要があるのでしょうか。

答えは、基本的には必要なし。ただし、お釣りの端数(5バーツ=15円=以下)が発生した場合には受け取らないのが一般的。運転手によっては最初から端数のお釣りを渡さない人も少なくありません。端数がチップ代わりだと考えてください。

メータータクシーではなく、最初に運転手から料金を告げられてそれに同意して乗車した場合には、言われた通りの金額を払えば問題なし。特にチップを払う必要はありません。

もちろん、荷物を持ってくれたり、楽しい話を披露してくれたりと、チップに相当するサービスを実感した場合には多めのチップをどうぞ。運転手の顔がほころぶこと、確実です。

チップの習慣がない日本からタイに旅行に行くと、なにかと戸惑う場面がたくさんあります。でも、ちょっとしたコツをつかめばもう怖くありません。快適だったサービス、満足したサービスへの感謝の念はチップで表し、楽しい旅をどうぞ!

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