アジアで活躍するクリエイター達の「今」が分かるバンコク、現代アートギャラリーを巡る

アジアで活躍するクリエイター達の「今」が分かるバンコク、現代アートギャラリーを巡る

香港、韓国、シンガポールなどを中心に成長してきたアジアの現代アート界が、ますます面白くなっています。ざん新で自由な発想の現代アートは、アジア各国から優れた才能を発掘してきました。なかでも、タイのバンコクには多くのアーティスト達が集結しています。2006年以降、タイの国の情勢はますますアートに力を注ぐようになり、たった数年でバンコクの現代アート市場は急激に発展しました。

東京都の3分の2という広さのバンコクには、国営、都営、私設、レストランやカフェを併設したギャラリーも含めると100軒以上のギャラリーが点在し、国内外の注目すべき現代アートが展示されています。トレンドに敏感な地元の人たちが集まるだけでなく、旅行者も気軽に訪れてバンコクの「今」を楽しむことができます。町のストリートアートに対する意識も高く、歩いているだけで、勢いのあるアジアから発進する現代アートのエネルギーを感じられます。

初めてのバンコクギャラリートリップを楽しむコツ

大小さまざまなアートギャラリーの中から、お気に入りを上手に選んで楽しむために、最初に押さえておきたい2つのポイントをご紹介しましょう。

バンコク•アート•アンド•カルチャー•センターを訪問しよう

2008年に開館したバンコク芸術文化センター(BACC)は、地上9階建て、地下2階、総面積は25,000平方メートルというタイ最大規模のアートセンターです。バンコク都が管理・運営している施設で、時代の最先端を走る国内外の素晴らしいアートが展示されています。しかも、特別なイベント開催時以外は入場料が無料です。スカイトレインのナショナルスタジアム駅から直結で利便性も抜群! 各階には、イベントスペース、ギャラリー、オフィス、ライブラリーなどがあり、7階からメイン展示場の9階までの階段の壁もギャラリーになっていて作品が展示されています。センターの建物全体がアートとして楽しめる、一見の価値があるスポットです。

バンコクのアートギャラリーマップBAMを活用しよう

2007年、バンコクのアートブーム初期に創刊された、知る人ぞ知るアート•ギャラリー専用マップの「BAM(Bangkok Art Map)」。バンコク都内の地図、ギャラリーやアート関連施設、アートバーやカフェ、展示会スケジュール、新オープン情報などが毎月アップデートされて掲載されている、大変便利なフリーペーパーです。入手場所は掲載されているギャラリーにて。旅行者が分かりやすい場所は、バンコク•アート•アンド•カルチャーセンターが便利です。

2大アートギャラリー地区

魅力的なギャラリーの一部は、町の中心から離れていたり、交通の便が悪かったり、観光客には少し行きづらい場所にあります。限られた時間を有効に使ってギャラリーを巡るために、地下鉄(MRT)、スカイトレイン(BTS)などを利用して気軽に行けるおすすめエリアをご紹介します。

巨大モールが立ち並ぶサイアム•スクエア

バンコク市内だけなく、アジア全域のトレンドが集約されるアジア最大級のモールが集まるエリア。スカイトレインのサイアム駅から徒歩数分の場所に、セントラル•ワールド•プラザ、MBK(マーブンクロン)センターなどがあります。バンコク•アート•アンド•カルチャーセンターがあるのもこの地区です。路面型ギャラリーをはじめ、モール内店舗をギャラリーとして利用した、質の高い展示会がたくさん行われています。お買い物をしながら、ギャラリー観賞も楽しめる好立地です。日本の著名イラストレーター、デザイナーであるヒロ杉山率いるEnlightenmentがキュレーションを行った「Here is ZINE 7 BANGKOK – TOKYO」もセントラル•ワールド•プラザのセレクトショップ「next to NORMAL」をギャラリーとして利用し、開催されました。

オールド&ニューが共存するカオスなギャラリー街シーロム

オフィス街と繁華街の2つの特色をもつシーロムでは、シーロム通りソイ19がギャラリー街として発達しました。また、シーロムギャラリアというショッピングモール内にもたくさんのアートギャラリーがあります。地下鉄のシーロム駅や、スカイトレインのサラディーン駅から、ぶらぶら歩きながら、お気に入りのギャラリーにふらっと立ち寄れる楽しみが味わえる場所です。

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