台湾の夜の楽しみと言えば夜市。グルメはもちろん、おもちゃの屋台や、射的やピンボール、金魚掬いなどのゲームもあり、子供の頃楽しみにしていた夏祭りの高揚感を思い出します。

台北では士林夜市が有名ですが、少し巨大過ぎ、観光地化され過ぎ、という感じも。個人的にはもう少し地元密着で、風情を感じられる夜市が好きです。そんな思いを抱えつつ、ふらりと訪れたのが寧夏夜市(ニンシアルウィエシー)。

地元の人々と観光客のバランスが丁度良く、全長400メートルほどの一本道の両脇に屋台が並ぶという、まさに私の理想とする夜市でした。そしてなんと言っても食べ者の屋台がどれも美味しかった!それでは寧夏夜市の必食グルメをレポートします。

寧夏夜市への行き方

寧夏夜市があるのは、台北駅の北。MRTの雙連駅からは民生西路を西へ約500メートル、10分ほど歩くと北の入り口に到着します。中山駅からは南京西路を西へ約10分歩くと南の入り口に到着。どちらの駅からも少し距離があるので、歩くのがあまり好きじゃないと言う人はタクシーで行ってしまうという手もあります。

昼間は何もない通りですが、16時を過ぎたころから徐々に店がオープン。18時あたりからお客さんが集まりはじめます。と同時にあたりには夜市独特の香りが漂い、一気に夜市らしい雰囲気に。定番ものからニューフェイスまで、料理屋台のバリエーションには驚かされます。私のオススメはこちら!

パクチーアイス

日本では今、空前のパクチーブーム。パクチーを使った料理を自慢にする店が急増し、ドレッシングやソース、レトルトの焼きそばやラーメンにもパクチーが幅を利かせています。実は私もパクチーを育てるほどのパクチニスト。しかし、不覚にもスイーツに利用するとは思いもしませんでした。

値段は1個45元(約170円)。注文すると、おばちゃんがピーナッツをごりごりと削ります。そう手前のこの塊はピーナッツなんですよ!

パクチーアイス
削ったピーナッツを薄いクレープの上にのせ、2スクープのアイスをオン。そこにパクチーをたっぷり散らし包みます。
パクチーアイス
ピーナッツの香ばしさ、すっと消えて行くアイスクリームの舌触り、そこに絶妙なアクセントを加えるパクチー。この組み合わせ考えた人、天才!

パクチーアイス

しょっぱなからスイーツかい!という声も聞こえてきそうですが、本当におすすめです。パクチー好きならこれを食べに台湾に行ってもいいくらい!

大腸包小腸

なんだかすごい名前ですが、まあホットドッグだと思ってください。もち米を腸に詰めたものをパン代わりにソーセージを包んだもの。名前も怖いし、ディスプレイされている物体も一瞬何だかわからないので、注文するときは正直おどおど。1個50元(約190円)。

大腸包小腸
おばちゃんは難しそうな顔で大腸(もち米部分)をつかみあげ、ちょっと炙って半分にカット。
大腸包小腸
続いてソーセージを、酢キャベツ、きゅうりとともに先ほどのもち米に挟みます。こんな感じ。

大腸包小腸

これも絶品!もち米の部分には豆が入っていて、ときどき楽しい食感が。いや~、これ日本でも食べたいです!

鶏脚

鶏脚

鶏の脚だけを炒めてピリ辛く味付けしたもの。見た目は本格的に鶏の脚なので「ちょっと」となる人もいるかもしれません。お店のお姉さん曰く、低カロリー高タンパクなので美肌に良いとか。「あなたに必要よ」て余計なお世話。

鶏脚

食べるのは脚の周りの皮部分。ぷりぷりとしていて、コラーゲンを豊富に含んでいる風。ときどき軟骨をかみ砕いてしまうのもまた一興。

ビールがあればなおのこと美味しくいただけそうでした。1パック100元(約370円)。

鶏脚

鴨血臭豆腐

続いては字面から引いてしまいそうなこれ。鴨血臭豆腐65元(約250円)。

鴨血臭豆腐

臭豆腐(チョウドウフ)とは、発酵させた豆腐の塩漬け。独特の匂いがあり、夜市を形成する匂いのうち87%くらいをこの臭豆腐が占めています(澄田調べ)。

この臭豆腐と、アヒルの血を固めたものを煮込んだのがこの料理。アヒルの血を固めたものがどんなものかというと、言うなれば少し血の匂いがするはんぺんという感じ。字面やビジュアルほど食べづらくはありませんが、大きな切り身が6個くらい入っているので致死量かな、という感じ。2人くらいでシェアして食べるのが丁度良さそうです。

ビジュアル系ジュース 蝶豆花冰茶

続いてご紹介するのは、夜市発のビジュアル系ジュース。

店頭には、ブルーベリーやパッションフルーツ、アサイーなど様々な種類のジュースが並びます。メニューには美肌や活性化などという漢字が並ぶので、健康面を意識した飲み物なのでしょう。オーダーすると、お姉さんが神妙な顔つきでジュースを合わせてくれます。

蝶豆花冰茶

ビーカーとかジョウゴとかがあって、ちょっと理科の実験みたい。できあがったジュースは完成台の上に置いて、はい、蛍光灯のスイッチオン。

蝶豆花冰茶

わあ、きれい。味はまあ、普通の甘いジュースなんですがとにかくきれい。なんかあれですね。お祭りのときに蛍光ブレスレットを買ってもらったようなうれしさ。こういう新しい食べ物に出会えるのも夜市の魅力です。

鶏肉飯と下水

続いては王道の台湾料理。ほぐした鶏肉をごはんにのせ、甘めの醤油ダレをかけた鶏肉飯(チーローハン)。これは安定の美味しさ。下水というと、日本人にはイメージがあまりよくないですが、鶏の内臓を煮込んだスープ。甘辛くすき焼きを薄めたような味です。鶏肉飯25元(約100円)、下水45元(約170円)。

鶏肉飯と下水

肉飯

こちらも王道。じっくり煮込んだ豚の三枚肉を大胆にスライスしてごはんにのせたもの。豚肉は茶葉で煮込まれているので脂分がおちて意外にさっぱりしています。60元(約220元)。

焢肉飯

ちなみにごはんものを出す屋台は横にテーブルを用意しているので、そのスペースで食べることができます。

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その他スナック類

夜市には食べ歩きにぴったりなスナック類も豊富。

揚げたての芋団子1個20元(約70円)。

揚げての芋団子

さくっもちっの揚げ団子はつまみ食いに最高。

揚げての芋団子

トマト飴

え?トマト?と一瞬思うかもしれませんが、台湾ではトマトはフルーツとみなされているよう。実際果物屋さんでスライストマトなんてのも出てきます。

カリっとした飴をかじると、甘酸っぱさが口中に広がります。ちょっとクセになりそう。1本20元(約70円)。

トマト飴

たこ焼きならぬ豚焼き

いつも大行列ができるのが豚焼き。たこ焼きっぽい見かけで、味もほぼたこ焼きですが、中身は豚肉。マヨネーズとラードを合わせたようなものをかけていただきます。カリッとして美味しい。60元(約220円)。

豚焼き

いかがでしたか?新旧様々なグルメに出会える寧夏夜市。ぜひお腹を空かせて訪れてください!

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