冬の台湾の楽しみ!体温まるホット台湾スイーツは美容にもグッド!
台湾スイーツといえば、フレッシュな南国フルーツをたっぷり使ったかき氷などを思い浮かべますが、冬には体の芯からあたためてくれるホットスイーツもオススメです。さらに薬膳食材をたっぷり使ったホットスイーツは、美容効果も期待できるのがポイント! 冬の台湾スイーツも美味しいものが目白押しです!
ホット台湾スイーツはどんなものがある?
美味しくて、美容効果がある女性にもうれしい、オススメのホット台湾スイーツをご紹介します。
焼仙草(サオシェンツァオ)
台湾で昔から親しまれている仙草を煮詰めて作るスープスイーツです。仙草には解熱、ほてり取りなどに良いといわれ、食物繊維も豊富で便秘解消にも良く、滋養強壮、美肌効果も期待できます。重曹を加えて煮込むと、仙草の天然のゼラチン質がゆっくりと煮出され、温かく食べればとろりとしたスープのように、冷やすとゼリーのように固まります。基本的に甘くないので、シロップを加えて食べるのが一般的です。温かいスープには白玉や芋団子などを加えて食べます。
蓮子木耳湯(リェンズムーアータン)
中華圏ではおなじみのスイーツで、龍眼の実で甘みとコクを出した温かなスープに蓮の実と白きくらげが入っています。蓮の実は煮ると、ホクホクとした食感になり栗に似た味わいで、ビタミン・カルシウム・カリウム・食物繊維などが豊富な食材です。白キクラゲは、肌に潤いや弾力を与えてくれるといわれており、寒い日に体を芯から温めくれるホットスイーツです。
紅豆湯(ホンドウタン)
台湾版ぜんざいとも言える「紅豆湯」は、台湾、冬の定番スイーツです。甘さは控えめで、小豆本来の味わいを楽しむというスタイルのお店が多いです。小豆には利尿作用や解毒作用があるといわれ、食物繊維が豊富です。紅白の白玉を入れた紅豆湯は、台湾の冬至にかかせません。他にも芋圓というタロイモやサツマイモを練りこんだ団子を入れて食べます。
豆花(ドウファ)
代表的な台湾スイーツのひとつとも言える「豆花」は、豆乳に「石膏粉」や「地爪粉(さつまいもパウダー)」を使用し固めた台湾版豆乳プリンです。ふわりととろけるような触感と、大豆本来のやさしい甘味が古くから愛されるスイーツです。温かいシロップを加えて小豆、タピオカなどをトッピングして食べるのが一般的な食べ方。特に冬は温かい胡麻スープと合わせて食べるのも人気です。大豆に含まれるイソフラボンの抗酸化作用により、老化防止などが期待でき、美味しいのに低カロリーなところがうれしいポイント。冬はホットで夏はアイスで、楽しめます。
杏仁露(シンレンルー)
中華圏では食事後やおやつによく食べられる、杏仁パウダーにお湯や牛乳を加えたスープスイーツです。白玉や芋団子などを入れたり、油條(ヨウティァオ)という揚げパンを浸して食べたりするのがポピュラーな食べ方です。または、ホットドリンクとして飲んだりもします。杏仁には、咳や痰を止める効果があるといわれ、台湾では風邪をひいたときに温かな杏仁露を飲むとよいといわれています。また、食物繊維も豊富で便秘にもよいといわれます。
湯圓(タンユェン)
湯圓はもちもちした白玉の中に胡麻やピーナツの餡を入れたホットスイーツです。台湾では冬至の日に湯圓を食べる風習があります。寒い日に体を温めるとともに、湯圓の丸い形が家族円満の意味をもち、縁起が良いとされています。たっぷりつまった胡麻餡は、栄養豊富でビタミンEなどを含み美容にも良いといわれます。温かな甘いスープと共に食べるのが一般的です。
ホット台湾スイーツが楽しめるオススメ店3選
台北で美味しいホット台湾スイーツが楽しめるオススメのお店3店をご紹介します。
雙連湯仔圓(ソンリェンタンザイユェン)
紅豆湯や蓮子木耳湯などの台湾スイーツが楽しめるお店です。甘いスープのスイーツの他に燒麻糬(サオマースゥ)という胡麻とピーナツの粉をかけた柔らかなお餅が絶品です。
ゆったりと座れる2階の座席エリア。毎日地元の人でにぎわいます。
雙連圓仔湯(ソンリェンタンザイユェン)
公式サイト(中国語):http://www.sweetriceball.tw/
住所:台北市民生西路136號
営業時間:11:00~22:30
定休日:旧暦の冬至、旧正月
アクセス方法:MRT雙連駅より徒歩約5分
価格:蓮子木耳湯(蓮子・白木耳・福圓・湯圓)80元 、紅豆湯(紅豆・芋圓)70元、燒麻糬 1個40元など
古早味豆花(グーザオウェイドウファ)
老舗の豆花専門店で日本の人気ドラマ「孤独のグルメ」の台湾撮影も行われ、日本の観光客にも人気です。
豆花のトッピングも色々あります。カウンターのガラス越しに見てから好みの具材を指さしで選ぶこともでき、夏はアイスで、冬はホットで伝統の豆花を楽しめます。
古早味豆花(グーザオウェイドウファ)
住所:台北市民生西路210號
電話:02-2558-1800
営業時間:11:00~AM1:00
定休日:台湾の旧正月
アクセス方法:MRT雙連駅より徒歩約10分
価格:豆漿豆花 40元、紅豆豆花 40元など
芋頭大王(ユゥトウダーワン)
永康街のメインストリートに位置し、人気のマンゴーかき氷店「思慕昔(スムージー)」のすぐ隣でアクセスも便利です。
冬限定でホット台湾スイーツが登場します。焼仙草や湯圓などが楽しめるお店です。
芋頭大王(ユゥトウダーワン)
台北市永康街15之4號
電話:(02) 2321-7649
営業時間:11:00~23:00 ※月曜休み
価格:純正焼仙草 60元、芝麻湯圓 60元など
お土産にオススメ!台湾ホットスイーツを楽しめる食材
現地で美味しいホット台湾スイーツを楽しんだら、ぜひ自宅でも台湾スイーツを作って楽しんでみては?お土産にもピッタリな台湾スイーツ食材をご紹介します。購入は台北の歴史ある乾物街「廸化街(ディーファージエ)」に行くのがオススメです。
蓮子(蓮の実/リェンズ)
乾燥した蓮の実は大体400gほどで400元~500元ほどで販売しています。蓮子湯(蓮子の甘いスープ)を作るには、鍋に蓮の実と水を入れ、1度下茹でをして、柔らかくなってから、ぜんざいや甘いスープなどに入れて煮込むと美味しい蓮子湯ができます。下ごしらえの際に、蓮の実を二つに割ったときにある緑色の芽を取り除いておくと、苦みがなくおいしく茹で上がります。
杏仁粉(シンレンフェン)
杏仁の粉は、300gほどで300元~500元ほどで購入できます。お好みの量を砂糖と共にお湯で溶けば簡単に杏仁露が出来上がります。温めた牛乳で割るのも美味しいです。杏仁豆腐作りにも利用できますよ。
ホット台湾スイーツの食材が購入できるお店
金湘記藥行(ジンシャンジーヤオハン)
住所:台北市迪化街一段111號
電話:(02) 2553 1977
営業時間:9:00~21:00
定休日:台湾の旧正月
台湾と言えば、暑い場所というイメージですが、冬のシーズンは冷えこみ、ホットスイーツを食べて体を温めるのが台湾流。中医学では冷たいものは体に厳禁と言われ、特に台湾の女性は体を冷やさないように夏でもホットスイーツを食べています。これが台湾ビューティーの秘訣かもしれませんね!ぜひ台湾で美容にもうれしいホット台湾スイーツを味わってみましょう!
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