日本から飛行機で約4時間とアクセスしやすいうえ、親日でフレンドリーな人が多く、やさしくてホスピタリティ抜群と、日本人にとって居心地がよい台湾は、何度でも行きたくなるデスティネーション。台北はもちろん、九份も日月潭も高雄も台南も行ったという台湾ヘビーリピーターがいま注目しているのが、アイランドリゾート「ポンフー島」です。
実はここ、“恋のパワースポット”として、最近では台北っ子がカップル旅や女子旅を楽しんでいるリゾートとか。はたして「ポンフー島」とは、どんなところなのでしょうか。

台湾の離島「ポンフー島」はどこにある?

「ポンフー」とは、台湾の西約50キロに位置する、大小合わせて90近くの島々からなる「澎湖諸島」のこと。ゲートウェイとなる「馬公空港」は、一番大きな本島にあり、台北から国内線で50分ほどで到着します。ビーチへのアクセスがよく、島の人たちのなかには「台湾のハワイ(!?)」と言う人もいるそうですが、実際に訪れてみると、港から海に張り出すように新鮮な魚介が流通する大きな魚市場があるため、漁船がずらりと並び、魚のにおいが混じった潮風が吹くひなびた港町です。都会育ちの台北っ子には、子どものころ家族旅行で海水浴に遊びに来た、ちょっと懐かしい気軽なビーチリゾートという位置づけだそう。日本に例えると、東京から行く江ノ島や熱海のような感じでしょうか。そう言うと日本通の台北女子に「江ノ島や熱海のほうがずっと開発されているわよ」と否定されてしまいました。

恋のパワスポ「ダブルハート」へクルージング

そんなポンフー島が、近ごろにわかに脚光を浴びているのには、ふたつの理由があります。ひとつは、海に浮かぶ恋のパワースポット「ダブルハート」。これは空港のある本島の港から、スピードボートで1時間ほどクルーズした「七美島」にあり、恋人同士は将来結ばれ、片思いならその恋が成就し、シングルなら出会いに恵まれるという最強の恋愛スポットとか。

旅慣れたカップルはボートだけ手配して、島ではレンタルバイクに仲良くふたり乗りといったスタイルの個人旅行を楽しんでいましたが、台湾の地方では、まだまだ大人数のグループで行く団体旅行が主流です。本島からはアイランドホッピングをするボートの周遊と、島内を移動する観光バス、ガイドがセットになったツアーがたくさん出発していて、それに参加するのが簡単な行き方。ただし都市部と違って、ポンフー島ではほとんど英語が通じません。案内は台湾語がメインで、中国語でさえない場合もありますが、そこは面倒見がよい台湾人なので、筆談とボディランゲージで何とかなるはず。

お待ちかねの「ダブルハート」は自然にできたものではなく、本来は伝統漁法で魚を囲い込むために石を築いて人工的に造られ、それがたまたま、ハートがふたつつながっている形になったとか。水位が高い場合や、天候によってはくっきりと見えないこともあるそうで、写真のようなハートが見られると、ご利益も大きいそうです。

花宅(中社集落群)

アイランドホッピングで訪れたもうひとつの島「望安島」の、築300年といわれる石造りの古い住宅群「花宅(中社集落群)」でも、ツアー参加者は“自撮りスポット”として思い思いにポーズを決め、盛り上がっていました。

ポンフー島初の本格リゾートホテルが誕生

フォーポイントバイシェラトン澎湖

そしてローカル色溢れるのんびりしたポンフー島に、台北から都会っ子がやって来るふたつめにして最大の理由。それは、これまで家族経営の小さな民宿や、施設があまり整っていない地元の旅館といった宿泊施設しかなかったこの島に、昨年、ポンフー島初となるインターナショナルブランドの本格リゾートホテル「フォーポイントバイシェラトン澎湖」がオープンしたからです。

フォーポイントバイシェラトン澎湖
フォーポイントバイシェラトン澎湖

ホテル内の施設は、海を一望するアウトドアプールから眺めると水面が海につながっているように見えるインフィニティプールや、DJが入り深夜まで音楽とダンスで盛り上がるナイトクラブ&バー「スウェイヴ」など、ポンフー初のものばかりです。

ホテルの中も外も台湾では食い倒れが正解!

レストランは、美しいアフタヌーンティや、ハンバーガーにパスタといった軽食、フランス料理やイタリア料理まで提供するロビーラウンジと、地元の海鮮を使った地元の料理も味わえるメインダイニングの中国料理、カジュアルなオールデイダイニングの3つ。島で獲れる小さな牡蠣で出汁をとり、塩で味を調えて素麺に似た細い麺を入れたスープ麺や、海鮮出汁のお粥、酸っぱくなったきゅうりの漬け物と白身魚を煮込んだスープといった郷土料理は、どれもあっさりして食べやすく、特に牡蠣入り麺はヤミツキになりました。

目の前の港には魚市場があり、早朝からプロによる買い付けで賑わいます。市場の入り口には、漁師や仕入れ業者に向けたトラック屋台がいくつか並び、漁師好みのがっつり食べ応えのある麺やごはんを売っているので、朝から食べ歩きをするのもおすすめです。

「フォーポイントバイシェラトン澎湖」では、英語が通じるのはもちろん、日本語を話せるスタッフまでいるので、ここをベースにすれば、台湾語を話せない日本人でもぐっと旅行しやすくなったのが、もしかすると最大のメリットかも。台湾リピーターのみなさん、次の旅ではポンフー島まで足を延ばし、恋を叶えてみませんか。

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協力:バニラエア