絵画鑑賞だけじゃない! 家族で楽しめるシンガポールの3大美術館!

絵画鑑賞だけじゃない! 家族で楽しめるシンガポールの3大美術館!

「美術館」というと静かに絵画や彫刻を鑑賞するところで子供連れでは足を運びにくいというイメージがありますが、シンガポールで最も知られる美術館、ナショナルギャラリー、アートサイエンスミュージアム、ナショナルミュージアムの3つは、チャイルドフレンドリーどころか、親子で楽しめる常設展示や設備を備えています。各美術館の家族で行きたくなる見どころをご紹介します!

大人も子どももそれぞれ楽しい! ナショナル ギャラリー シンガポール

ナショナル ギャラリー シンガポール

植民地時代に市庁舎と最高裁判所として建てられた壮麗な石造りの建物を改築したナショナルギャラリーシンガポールは、シンガポールが誇る東南アジアのモダンアートのコレクションを展示するための美術館として2015年にオープンしました。

この大きな美術館は、レストランやバー、そして子供たちが遊べるスペースと、美術に興味がなくても楽しめる施設がたくさん用意されています。

子供がのびのび楽しめる! ケッペルセンター・フォー・アートエデュケーション

ケッペルセンター・フォー・アートエデュケーション
Photo by National Gallery

1階に大きな面積を占める「ケッペルセンター・フォー・アートエデュケーション(Keppel Centre for Art Education)」には、親子連れがアートを身近に感じられるよう、さまざまな展示やアクティビティが用意されています。

広々としたスペースそのものがアート作品の「ザ・ブルー・フー・スウィムス・オール・ザ・ウェイ(The Blue Who Swims All The Way)」は、子供は中で走り回ったり、壁に取り付けられたオブジェを登ったり、自由に遊ぶことができます。

さらにほぼすべての週末と祝日には、テーマが月ごとに変わるワークショップも開催。

ナショナルギャラリーシンガポール
Photo by National Gallery

ワークショップはDIYで、いつでも好きな時間に行き、準備された材料を使って自分たちで制作をすることができます。

ケッペルセンター・フォー・アートエデュケーションは、充実した設備ながらなんと入場は無料! 誰でも子供を連れて行って遊ばせることができます。

ナショナルギャラリーシンガポールは魅力的な飲食店が盛りだくさん!

ナショナルギャラリーシンガポールには飲食店も多数入っています。2階にはシンガポールを代表するプラナカン料理の有名レストラン「ヴァイオレット・オン(Violet Oon)」が。

ナショナルギャラリーシンガポール

6階のマリーナベイを眺められるルーフトップには、ゆったりと地中海料理とお酒を楽しめる「オーラ・スカイラウンジ(Aura Sky Lounge)」や、バー「スモーク&ミラー(Smoke & Mirror)」というお店が入っています。

ナショナルギャラリーシンガポール

また、ローカルのコーヒーショップをカフェ風にした「コートヤード・カフェ(Courtyard Café)」では、ローカルコーヒーのコピや、カヤトーストと人気を二分するフカフカのカヤバンなど、シンガポールならではの食べ物や飲み物が楽しめます。

ナショナルギャラリーシンガポール

ナショナルギャラリーシンガポールには、他にもミシュラン2つ星の「Odette」なども入っており、どこに行こうか迷ってしまうくらい、気になるお店揃いです。

ミュージアムショップも忘れずチェックして!

ミュージアムショップ

ローカルのものを中心にしたアーティスティックな雑貨や陶器などが売られているナショナルギャラリーシンガポールのミュージアムショップには、子供のもののコーナーもあります。日本では手に入らない可愛いものが多く、親子連れはマストチェックです!

ナショナルギャラリーシンガポール
住所:1 St. Andrew’s Rd, 178957
営業時間:土~木: 10am–7pm
金: 10am–9pm
※ 入場は閉館の30分前まで
※ 定休日なし
※ レストランの開店時間は各店による
常設展示入場料:一般 20シンガポールドル(約1,600円)
7-12歳、60歳以上、学生 15シンガポールドル(約1,200円)(要・身分証の提示)
※ 特別展を含む入場料は別料金。
※ 6歳以下の子供、身体の不自由な方とその付き添い1名は無料。
公式サイト:https://www.nationalgallery.sg/

楽しいデジタルアートを満喫! アートサイエンスミュージアム

アートサイエンスミュージアム
Photo by Marina Bay Sands

マリーナベイサンズの、アートやテクノロジーを身近に感じる美術館

「シンガポールといえば」という感のある、船のかたちをしたホテル棟で有名な複合施設マリーナベイサンズには、美術館があります。蓮の花にインスパイアされた建築が印象的なアートサイエンスミュージアムは、アート、サイエンス、テクノロジー、カルチャーを結び付けるというコンセプトの企画し展示しています。

そんなアートサイエンスミュージアムは、インタラクティブなデジタルアートで人気の日本のアート集団「チームラボ(teamLab)」の19の作品群からなる「フューチャーワールド(FUTURE WORLD)」を常設展示しており、大人と子供、両方から人気を集めています。

子供も大人も大満足!チームラボの常設デジタルアート

チームラボの展示は日本でも見ることができますが、長蛇の列ができていることが少なくありません。こちらの常設展示なら比較的入りやすいので、シンガポールを訪れた機会に寄ってみるのも一案です!

フューチャーワールドには、世界のさまざまな都市で人気を博した作品が揃っています。どんなものがあるか、その一部をご紹介します。

アートサイエンスミュージアム
Photo by Marina Bay Sands

「すべって育てる! フルーツ畑(Sliding through the Fruit Field)」は、さまざまなフルーツが育つすべり台です。太陽の光になって坂をすべると、体に映像で映し出されたボールがぶつかり、太陽の光のエネルギーをもらったボールがさらにフルーツにぶつかることでフルーツは育っていきます。

アートサイエンスミュージアム
teamLab/ Exhibition view, FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE, Mar 12, 2016 – Permanent, ArtScience Museum, Marina Bay Sands, Singapore © teamLab

「お絵描きタウン(Sketch Town)」は、日本のメディアで紹介されていたのでご存じの方も多いのではないでしょうか。用意された紙にプリントされた、車、UFO、宇宙船の塗り絵に色を塗り、係の人にスキャンしてもらうと、大きなスクリーンいっぱいに描かれた街に自分が塗った乗り物が走り回るという、大人も子供も楽しめる作品です。

アートサイエンスミュージアム
teamLab/ Exhibition view, FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE, Mar 12, 2016 – Permanent, ArtScience Museum, Marina Bay Sands, Singapore © teamLab

「クリスタルユニバース(Crystal Universe)」はたくさんのLEDライトが天井から床までびっしりと吊るされ、その間につくられた通路を歩くという、宇宙の中の別世界に迷い込んだような感覚になれる作品。
部屋の角に設置されたiPad、もしくは自分のスマホで専用のサイトにアクセスして、クリスタルユニバースを構成するエレメントを選ぶと、それが目の前のLEDライト群に反映されます。

フューチャーワールドのその他の展示作品についてはチームラボのHP(日本語)をご覧ください。

FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE
ArtScience Museum at Marina Bay Sands

住所:6 Bayfront Ave, Singapore 018974
営業時間:10:00am–19:00(最終入場5:30pm)
※フューチャーワールドは入場数を制限するため入場時間が決まっており、10:00am、11:30am、1:00pm、2.30pm、4:00pm、5:30pm(閉館19:00)となっていますが、混雑していない時はいつでも入場させてもらえます。

入場料:大人: 19.00シンガポールドル(約1,500円)
2-12歳/ 65才以上/ 学生: 14.00シンガポールドル(約1,100円)
ファミリーチケット(大人2人、子供2人) : 54.00シンガポールドル (約4,400円)

※ アートサイエンスミュージアムの他の展示も含むチケットは入場料が異なります。
※ 上記チケットで、マリーナベイサンズのショッピングモールB2階にあるチームラボの展示 Digital Light Canvasへの入場もできます。
※ 事前に、アートサイエンスミュージアムのサイト(日本語)、またはチケット販売エージェント SISTIC のウェブやカウンター(英語のみ)で購入しておけば、美術館のチケット売り場で並ぶ必要がありません。

公式サイト:https://jp.marinabaysands.com/museum.html

ここにもデジタルアートが! 歴史も学べるシンガポール国立博物館

ビクトリア女王時代からある学びの多い博物館

シンガポール国立博物館

シンガポール国立博物館は1877年からあるシンガポールで最も古い博物館。建物は植民地時代にビクトリア女王在位50年を記念して建てられた歴史あるもので、大英帝国の威光を感じさせる建築です。

ナショナルミュージアムの展示は、主にシンガポールにまつわるものが多く、特に、シンガポールの400年の歴史をたどる大きな常設展があります。

チームラボがここにも! 寝転んで見上げたい作品とは?

シンガポール国立博物館
teamLab, Story of the Forest, 2016, Interactive Digital installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

ナショナルミュージアムにもチームラボの常設展示があります。「Story of the Forest」という作品で、上部がドーム型になった建物の天井まで、シンガポールとマラッカの動植物を描いた絵を3Dアニメ化したものが舞っており、その光景は圧巻。

床にはビーズクッションが置いてあり、寝転がって見上げると、ドーム型の天井からさまざまな色やかたちの花が絶えず降ってくるような感覚になる、新しいスタイルのアート作品です。

シンガポール国立博物館
teamLab, Story of the Forest, 2016, Interactive Digital installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

Story of the Forestは、入り口からドームへたどり着くまでの空間は回廊のようになっており、壁面のスクリーンには森が描かれ、そこに動物がランダムに現れます。
専用アプリをスマホにインストールしておけば、現れた動物をアプリに集め、自分だけの動物図鑑を作ることも楽しめます。

アプリ「Story of the forest」のダウンロードは以下から。
iOS: https://goo.gl/ui1SLC
Android: https://goo.gl/iOLL41

シンガポール国立博物館
住所:93 Stamford Road, 178897
営業時間:10:00 ~ 19:00
定休日なし
常設展示入場料:一般大人 常設展 15シンガポールドル(約1,100円)/特別展 18シンガポールドル(約1,500円)/常設展&特別展 26シンガポールドル(約2,100円)
60歳以上、学生、身体不自由な方とその付き添い1名 常設展 10シンガポールドル(約800円)/特別展 14シンガポールドル(約1,100円)/常設展&特別展 19シンガポールドル(約1,500円)
※ 6歳以下の子供は無料。
※シンガポール国民、永住権保持者は料金が異なります。

公式サイト(英語):https://www.nationalmuseum.sg/
チームラボ公式サイト ストーリー・オブ・ザ・フォレスト紹介ページ:https://www.teamlab.art/jp/e/nms/

シンガポールでは、これまでの詰め込み教育から、情操面を豊かにする教育へとシフトしています。そのため、美術館にも子供たちのイマジネーションを刺激するような展示をたくさん取り入れています。お子さんと一緒にシンガポールへ来られたら是非、美術館にも連れて行ってあげてください!

Cover Photo by Marina Bay Sands

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