楽しすぎ! シンガポール・チャンギ空港の第4ターミナルを体験しよう

楽しすぎ! シンガポール・チャンギ空港の第4ターミナルを体験しよう

シンガポール・チャンギ空港の第4ターミナルとは何なのか

チャンギ空港

2017年末、シンガポールのチャンギ空港に新しく第4ターミナルが誕生しました。

このターミナルには、キャセイパシフィック航空、ベトナム航空、大韓航空などのフルサービスキャリアと、エアアジアグループ4社、セブパシフィック航空、春秋航空といったLCC、合計9つのエアラインが乗り入れしています。

チャンギ空港といえば、機能性、利便性、エンターテイメント性には定評があり、世界の空港ランキングでも常に上位にランクインしている人気空港。年間の利用者数は約6000万人超。東南アジアのハブとして世界各地に路線を広げるチャンギ空港に登場した新ターミナルは、空港ファンに「さすがチャンギ!」と言わしめています。

では、いったいチャンギ空港の何がどうすごいのでしょうか。

わかりやすくいえば、第4ターミナルは「未来の空港」です。出発フロアのチェックインコーナーも無人なら、荷物の預け入れも無人。イミグレーションも無人。すべてがマシンで行われます。

第4ターミナル

「すべて無人」というと殺風景な光景を思い浮かべがちですが、緑をふんだんにあしらい、ゆったりとくつろげるソファを随所に設置し、長く滞在したくなる空間を演出しているので無機質な印象はまったくありません。

全体が明るく、清潔で、通路も広々。トイレは大きなスーツケースを持ち込める幅や奥行きが確保されています。随所に充電スペースも豊富に設けられているので、バッテリー切れに困ることもありません。

空港での滞在をより楽しく、より快適に、より機能的に。海外を移動する人々の数が爆発的に増えているいま、空港の「あるべき姿」を体現してみせたのがチャンギ空港の第4ターミナルなのです。

無人搭乗の時代がやってきた!

1Fの出発ロビーに初めて足を踏み入れた人は、端末がずらりと並んだ光景にまずびっくりするはず。

チェックインキオスク

ここには、従来型のエアライン別カウンターはありません。あるのは、エアライン別の65のチェックインキオスク(端末)と50の自動手荷物預け機。すべての作業を端末で行います。

といっても難しいことはありません。まず掲示板を見て、自分が利用するエアラインのチェックインキオスクが並ぶゾーンを探しましょう。

キオスクの画面

キオスクの画面をタッチして、言語を選び(日本語もちゃんとあります)、あとは画面上の手順に従って手続きするだけ。航空券の予約番号を入力するか、もしくはパスポートをスキャンして、予約を確認しましょう。座席を指定していない方はここで確定できます。チェックインキオスクのすぐ近くに自動手荷物預け入れ機もあるので、荷物を預ける方はこちらを使います。

ちなみに事前にウェブチェックインを済ませ、預ける荷物がない方は、手元にバーコード入の搭乗券さえあればそのまま出国ゲートに進むことができます。

出国ゲート

出国ゲートでは二段階の手続きが必要です。まずパスポートをスキャンすると第1の扉が開き、ついで親指を端末の画面にかざせば第二の扉が開いて、これで出国完了。チェックインキオスクの場合もそうですが、基本は無人とはいえ近くにはスタッフがいて、とまどっていると手伝いに来てくれるので心配はいりません。

チェックインキオスク自体は日本の空港にも増えてきましたが、出国手続きが無人というのは世界初。まさに世界の最先端を行く空港です。

見どころが盛りだくさん!インスタ映えするターミナル

デザインが異なるソファ

出国したら、そこはまるでホテルのロビーのよう。あちこちに色やデザインが異なるソファが優雅に置かれています。

幻想的な空間

緑をあしらったコーナー、白いオブジェと花が作り上げる幻想的な空間、ソファが広がるスペース、ガラスの下を鯉が泳ぐ池のコーナーなど、思わず写真を撮りたくなる場所は目白押し。

インスタ映え

サッカーのゴールシーンをシミュレーションできるゲーム、テーブルフットボール、子どもが遊び回れるゾーンなど、わくわくするコーナーも多数。隅々まで見て回ると思わぬ発見がありますよ。

中でもイチオシなのが制限区域内の一番奥に広がっているショップハウスコーナーです。

ショップハウス

ショップハウスとは、イギリスのコロニアル様式を取り入れたシンガポールの伝統的な2階建ての建物のこと。第4ターミナルでは、この伝統的なデザインを取り入れ、5つのお店が実際に営業をしています。

カレーパンの「Old Chang Kee」、シンガポール老舗のポークジャーキーの「美珍香」、漢方薬や中国茶の老舗「余仁生」などが並んだ一画はとても空港内とは思えません。

ショップハウスを背景にセルフィーを楽しむ人もたくさん! 第4ターミナルの中で1番のインスタ映えする一画といえます。

買物天国のターミナル

モレスキン

第4ターミナルにある80のお店のうち、バッグの「コーチ&フルラ」、文具の「モレスキン」、シンガポールの靴ブランド「パジョン」、世界各国の有名チョコレートのショップ「ザ・ココア・ツリー」、シンガポールの雑貨店「ZakkaSG」など、20店はチャンギ空港初出店。

ここにしかないお店に行ってみませんか。

ザ・ココア・ツリー

チョコレート好きならぜひ「ザ・ココア・ツリー」へ。ゴディバ、ノイハウス、レオニダスといったプレミアムブランドからM&M’s、Tobleroneといった庶民的ブランドのチョコが勢揃いしています。

Cheers

「Cheers」という名前のミニスーパーに行けば、手頃な値段なドライフルーツやシンガポール産のスナック菓子が販売されています。

ソルティッドエッグフィッシュスキン

人気は、「ソルティッドエッグフィッシュスキン」(塩漬け卵黄のパウダーをまぶしたサーモンのチップス)。バラマキ土産にはぴったりですよ。

食通も満足させるレストラン

ここではパブリック(一般の人も入れる一画)と制限区域内(出国した人・トランジットの人のみ利用できる一画)に分けて、紹介しましょう。

パブリック

フードエンポリアム

ぜひとも行ってみたいのが、2Fの奥に広がる「フードエンポリアム」コーナー。ここは20近い小さなお店のブースで構成されたフードコート。中華やマレーシア、シンガポール料理を中心に、庶民的な食が勢揃いしています。

ホーカーズ

麺料理、おかゆ、ご飯物、ローストダック、シーフード料理、スープ、デザートなど迷うこと必至です。シンガポール名物のホーカーズ(さまざまな人気店で構成された屋台村的フードコート)が空港にあるなんてさすがチャンギ!

「フードエンポリアム」以外にも、ステーキ専門店の「アンデス」、バクテーの専門店「Old Street Bak Kut Teh」も要チェックです。

制限区域内

飲茶なら、地元の名店「一点心港式点心」、サンドイッチやベーストリーなら「パリバゲット」はいかがでしょう。

Tiger Den

ビールを飲みながらまったりと過ごしたいという場合には、シンガポールが誇るビール・タイガービールが運営している1Fの「Tiger Den」に行ってみましょう。生ビールとシンガポールのホーカーズで食べられるような料理(チキンライスやラクサなど)が注文できます。

国際美食坊

制限区域内にもフードコートはあります。名前は「国際美食坊」(International Food Hall)。店の数は9店と少ないのですが、その名称にたがわず、マレー料理、ベトナム料理、香港料理、タイ料理、インド料理、日本料理、ハンバーガー、サンドイッチと世界の料理が味わえます。ここなら食べたい料理が見つかるはず。価格も6~8シンガポールドル程度です。

Lou Yau

ここでの1番人気は、マレーシアのイポーにある人気店「Lou Yau」。平飼いで育てられた地鶏「カンポン・チキン」を使った料理で人気のお店です。チキンライスなどセットメニューも充実していますよ。

注文から支払いまでできる端末

なお、このフードコートではほとんどのお店が注文から支払いまで端末でできるシステムを取り入れています。やはり未来の空港ですね。

第4ターミナルへの移動方法

第4ターミナルには、シンガポールのMRT(地下鉄)とつながっている第2ターミナルからバス(無料)が出ています。スカイトレインではつながっていないのでご注意ください。

BUS TO T4の表示

チャンギ空港では表示がしっかりと出ているので迷うことはほとんどありません。第2ターミナルから第4ターミナルに行く場合には「BUS TO T4」の表示に沿って進みましょう。地上階から定期的にバスが出ていて、10分ほど待てば必ずやってきます。

到着目安時間

第4ターミナルから第2ターミナルやMRT駅に行く場合も同様です。バス乗り場にはイスが用意されていて、到着目安時間も表示されるので便利です。

チャンギ空港の第4ターミナル

バスに乗ったら約5分ほどで第4ターミナルに到着します。

チャンギ空港の第4ターミナルに日本から直接乗り入れている便はまだありませんが、シンガポールは東南アジアのハブ。タイやベトナムにもたくさんの便が出ています。

東南アジア旅行の際に第4ターミナルを訪れる機会があればぜひ時間をかけて堪能してみてください。それだけの価値があるターミナルです。

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