投稿者 : 道子 小野アムスデン、投稿日 2016 年 9月7日

セブ=セブ島 じゃない! セブ島の知られざる5つの魅力

フィリピンのセブというと、リゾートホテル中心のセブ州マクタン島をイメージする人が多いかもしれません。実はセブ島は、沖縄本島の3倍以上ある大きな島で、マクタン島にはない魅力もいっぱい。例えば、ジンベエザメと一緒に泳げてしまう海、かわいい雑貨店やカフェ、今も残るマゼランの十字架、リフィピン一美味という豚の丸焼きなどなど。リゾートだけではない魅力にあふれたセブ島を紹介します。

青く澄んだ海でジンベエザメといっしょに泳ぐ

[one_half]ジンベイザメと泳ぐPhoto by James Relf Dyer[/one_half]

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世界最大のジンベエザメと戯れる!そんな夢がかなうのがセブ島最南端の港町オスロブから行くタナワンの海。世界で唯一、野生のジンベエザメの餌付けに成功したというユニークなスポットです。

英語ではWhale Shark(ホエール・シャーク)と、ちょっとすごい名前のジンベエザメですが、実はプランクトンを主食とするとてもおとなしいサメ。もともと潮がぶつかるジンベエザメが集まりやすい海域だったところに、地元漁師が餌付けに成功。ダイビングやシュノーケリングでジンベエザメと遊泳することができるようになりました。潜るのはちょっと苦手という方は船の上から観察も可能。撒かれる餌を夢中で捕食するジンベエザメの姿をのぞくことができます。体長10メートル、平たい頭も1メートルを超える巨大なジンベエザメが目の前をうようよと泳いでいく光景は圧巻!

オスロブへは、セブ市内から南東へ約130km、約3時間ほどかかりますが、日帰りツアーもいろいろ出ているので、他では出来ない体験をぜひトライしたいところ。[/one_half_last]

マゼランの十字架もあるフィリピン最古の教会へ行く

国民の9割は、キリスト教のカトリック信者というフィリピン。あちこちに礼拝のために教会がありますが、フィリピン最古の教会であるサント・ニーニョ教会があるのは、セブ島のダウンタウン。美しく趣きのある教会は、一見の価値あり。

[two_third]フィリピン最古の教会[/two_third]

[one_third_last]フィリピン最古の教会[/one_third_last]

スペイン王の命で世界を周航した探検家マゼランがフィリピン諸島に到着したのは1521年。セブは、マニラより早く開かれ、ここにはマゼランが初めにキリスト教徒になったファナ王女に贈ったサント・ニーニョ像(幼きイエス像)が納められています。

また、最初にキリスト教の洗礼を受けたとされる、王女と父王、臣下のために建てられた木製の十字架(マゼラン・クロス)が現在も残っています。この十字架の木片が病に効くと信じる人達によって削り取られる人が絶えず、今は複製の箱に納められて、美しい八角堂に祀られています。

オリジナルのTシャツ加工やビーズのお土産を探す

このサント・ニーニョ教会のすぐ近くにあり、お土産探しにぜひ立ち寄りたいのが人気Tシャツ店の「アイランドスーベニア」。200ペソ(約500円)ぐらいからという手頃な価格のTシャツやカラフルなタオルや雑貨などがいっぱい。

アイランドスーベニア

このダウンタウンのお店では、お願いすればTシャツのバックやフロント、すそにハサミで切り込みを入れて、リゾートにぴったり似合うTシャツに無料で加工してくれます。10分ほどはかかるので、サント・ニーニョ教会に行く前に頼めば帰りには出来上がっています。

アイランズ・スーベニア Islands Souvenirs
住所: P. Burgos St, Cebu City, Cebu,
公式サイト(英語):http://www.theislandsgroup.com

雑貨を選びながら料理を楽しめる一軒家カフェ

アバセリア・カフェ&デリ

セブの名産である貝殻やココナツの実から作ったカラフルなビーズのアクセサリーやストローを編んだバッグなどかわいい雑貨を選びながら、フィリピン料理を楽しめる「アバセリア・カフェ&デリ」は、人気の一軒家カフェ。とてもお洒落なインテリアで、雑貨のほかにもオーガニックのソープやお茶などもあって、食事を楽しみながらひと味違うフィリピンのお土産選びもできます。

アバセリア・カフェ&デリ Abaseria Café & Deli
住所: Gen. Lim St, Cebu City, Cebu, フィリピン

セブにしかない絶品レチョン(豚の丸焼き)店に行く

[one_half]絶品レチョン(豚の丸焼き)[/one_half]

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レチョンは、炭火で焼き上げる豚の丸焼きのこと。フィリピンの伝統的なご馳走で各地で食べられますが、なかでもセブのレチョンが一番おいしいと言われています。セブ以外では、レチョンはソースをつけながら楽しむ感じですが、セブのレチェンは何もつけなくてもおいしいのです。アメリカの料理人でテレビ番組のコメンテーターであり、作家でもあるアンソニー・ボーディンをして、セブ島のレチェンが一番おいしいといわしめたそう。

そんなセブのレチェンの専門人気チェーンが「ズブチョン」。

ここのレチョンは出来立てをカットで出してくれて、皮はパリパリ、肉はジューシーで、シンプルな塩味がおいしい。何でも、丸焼きにする前に豚にココナツウォーターを飲ませているという絶品のレチョンをぜひ味わってみて。

ズブチョン ZUBUCHON SM CITY CEBU店
住所:Unit 005-006, Lower Ground Floor SM North Reclamation Area, Cebu City
営業時間:月~日 9:00~22:00
公式サイト(英語):http://zubuchon.com

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フィリピン秘伝のスパを体験する

手頃な値段で受けられるスパがそこかしこにあるフィリピン。セブ島にもホテルの中や、独立系のスパがいっぱいあります。オイルマッサージやホットストーンなど、メニューは豊富ですが、オススメはフィリピンならではの「ヒロット」。元々、5世紀から伝わる秘伝のトリートメントだったのが、現在はスパメニューとして広く普及するようになったもの。手法はさまざまですが、デトックス効果があるという温めたバナナの葉を身体に貼って、ココナツオイルでマッサージするところが多いよう。揉んで流して摘んで、リンパの流れがよくなるマッサージの心地よさがたまりません。

ヒロット

一軒家スパ「スパ・アット・セブSpa at Cebu」では、まずスチームと乾式のサウナに15分ずつ入った後、温めたバナナの葉を背中にたっぷり貼られます。プルメリアのアロマオイルとバージンココナツオイルをたっぷり使い、肘、手、指を駆使したマッサージがとても気持ちよく、2時間で2,500ペソ(約5500円)です。

[one_half]スパ・アット・セブSpa at Cebu[/one_half]

[one_half_last]スパ・アット・セブSpa at Cebu
住所:One Paseo Cebu, Paseo Saturnino, Maria Luisa Road, Lungsod ng Cebu, 6000 Lalawigan ng Cebu,
公式サイト(英語):http://thespacebu.com[/one_half_last]

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取材協力/ フィリピン政府観光省、日本アセアンセンター