モルディブでホテル選びに迷ったら、1周歩いて10分以内の小さな島がおすすめ!
インド洋に浮かぶモルディブは、1つの島を1つのリゾートホテルが独占する「1アイランド1リゾート」の国。連なる島々は真っ白な砂浜に囲まれ、小さな島を舞台にしたリゾートホテルは200軒近くにものぼります。世界最高峰のラグジュアリーブランドから、素朴なローカルホテルまでさまざまなリゾートホテルがありますが、モルディブらしい視点で注目したいのが島の大きさ。1周歩いて5分の島と、2時間の島とでは雰囲気がまったく違います。
大きい島も小さい島も、それぞれよさがあるのですが、今回は小さいほうだけ見ることに。歩いて数分で1周できちゃう島で過ごすって……それだけでワクワクしませんか? ということで、小さな島に立つモルディブのリゾートホテルを紹介します。
アンサナ・イフル
アンサナ・イフルは、各国の飛行機が発着するマーレ国際空港からスピードボートで約20分というアクセス良好のリゾートホテル。1周歩いて8分ほどの小さな島に、45棟のヴィラが並んでいます。どのヴィラもビーチに面していて、テラスから出ると目の前には眩いばかりの白砂!
アンサナはスパリゾートして名高いバンヤンツリーの姉妹ブランド。シックなバンヤンツリーとは一線を画し、オレンジやグリーンなどのビタミンカラーをアクセントにしたポップなデザインが特徴です。特に客室は華やかな色使いがリゾート気分を盛り上げます。
滞在中、一度は堪能したいのがハイレベルなスパトリートメント。風が心地よい半屋外のトリートメントルームは淡い光が差し込む別世界の装い。バンヤンツリーと同じスパアカデミーを卒業したセラピストが、夢見心地の施術で癒しの世界へと誘います。
サンゴの保全やウミガメの保護にも力を入れていて、島の周辺ではサンゴの養殖も。スノーケリングでは美しいサンゴ礁とそこに群れるカラフルな魚たちが見られます。
Angsana Ihuru
所在地:北マーレ環礁
交通:マーレ空港からスピードボートで約20分
客室数:45室(ビーチ・ヴィラ×45)
島一周:徒歩で約8分
マクヌドゥ・アランド
マクヌドゥ・アイランドが建つのは、国際空港がある北マーレ環礁の北部。空港からはスピードボートで約50分かかり、周辺はリゾートホテルが少ない静かな環境です。白砂が敷き詰められた桟橋や白壁のヴィラなど、昔ながらの素朴なリゾートホテルという雰囲気。島は1周歩いて8分ほどで、ビーチ沿いに36棟のヴィラが並びます。木材を多用した室内は温もりに満ち、ラグジュアリーではないけれど居心地がよいと評判!
大きく葉を広げたヤシの木など熱帯の植物が繁茂する島は「楽園」という言葉がぴったり。広い砂浜に恵まれ、特に西側のビーチは夕方になるとオレンジの光に染まります。西側のヴィラのゲストは、ビーチにデッキチェアを引き出しロマンティックなサンセットを楽しんでいます。
お楽しみのディナーは基本的にセットメニューですが、週に2回はビュッフェになるなどゲストを飽きさせない工夫がされています。隣にあるバーはフカフカの砂を敷いたサンドカーペット。トロピカルカクテルを片手に素足でくつろいで。
Makunudu Ispand
所在地:北マーレ環礁
交通:マーレ空港からスピードボートで約50分
客室数:36室(ビーチ・ヴィラ×45)
島一周:徒歩で約8分
アウトリガー・コノッタ・モルディブ・リゾート
ハワイを中心にタイやグアム、フィジーなどにリゾートホテルを展開するアウトリガー・ホテル&リゾートがモルディブ進出にあたって選んだのは、南部のガーフ・ダール環礁。マーレ国際空港からは国内線で約50分、そこからスピードボートで約30分という秘境感が漂うエリアです。
アウトリガー・コノッタ・モルディブ・リゾートの周辺にはリゾートホテルがほとんどなく、そのぶん海の美しさはモルディブでもトップクラス! エメラルドのように輝くラグーンと元気なサンゴ礁に囲まれています。
島は1周徒歩5分ほどと極小。31棟のビーチ・ヴィラが並ぶほか、ラグーンに延びる桟橋には22棟の水上ヴィラが連なっています。島は小さいのですが客室はかなりゴージャス。一番小さいラグーン・ヴィラでも160㎡という余裕のあるスペースどりで、全室にプライベートプールが備わる贅沢ぶりです。
人気は水上ヴィラなのですが、ビーチ沿いに立つヴィラも雰囲気のよさでは負けていません。ビーチ・プール・ヴィラは外階段からサンデッキに出られ、ソファでくつろぎながら過ごす時間は至福。星空を眺めるのにも最適です。
Outrigger Konotta Maldives Resort
所在地:ガーフ・ダール環礁
交通:マーレ空港から国内線で約55分+スピードボートで約30分
客室数:53室(水上ヴィラ×22、ビーチ・ヴィラ×31)
島一周:徒歩で約5分
ミリヒ・アイランド・リゾート
豪華なインテリアやスタイリッシュなデザインを競うリゾートホテルが多いなかで、ナチュラルな雰囲気を残すミリヒ・アイランド・リゾート。マーレ国際空港からは水上飛行機に乗って約25分。アリ環礁の南部に浮かぶリゾートホテルです。白砂に囲まれた島は1周歩いて8分ほど。ハウスリーフでのダイビングやスノーケリングが面白いことでも知られています。
客室は36室なのですが、そのうち30室が水上ヴィラ。客室のほとんどを水上におくことで、島のナチュラル感を保っています。水上ヴィラはテラスから直接ラグーンに降りられ、美しい海を満喫するには最高のロケーション。木目調のインテリアを配した室内も居心地がよいと評判です。
サンドカーペットのレストランやバーのほか、水上レストランでロマンティックなディナーというのもおすすめ。水上レストランのテラスはサンセットの好スポットなので、ディナー前にここでアペリティフを楽しむのもいいでしょう。
Mirihi Island Resort
所在地:アリ環礁
交通:マーレ空港から水上飛行機で約25分
客室数:36室(水上ヴィラ×30、ビーチ・ヴィラ×6)
島一周:徒歩で約8分
マーフシヴァル
三角形をしたマーフシヴァルは三辺それぞれに白砂が延びる美しい島。桟橋側はドロップオフまで近く、ダイビングやスノーケリングに最適なロケーション。反対側には大きなラグーンが広がり、水上ヴィラが連なります。
空港から水上飛行機で25分ほどのアリ環礁に浮かび、周辺には世界最大の魚類ジンベエザメが出没するスポットも。ジンベエスノーケリングのツアーが開催されているので、ダイバーでなくても巨大ザメの雄姿を拝むことができます。
客室は水上ヴィラが22棟、ビーチ・ヴィラが26棟。どちらの客室も白と茶をベースにした落ち着きある空間。広々としたテラスが備わるなど、居心地のよさを追求したデザインになっています。
もともとヨーロピアンダイバーに人気があり、常連客も多かったマーフシヴァル。2010年の改装を機に日本人の予約も可能になりましたが、今でも長期滞在のヨーロピアンゲストの姿が目立ちます。18歳以上限定ということもあり、カジュアルながら大人のリゾートの上品な雰囲気が漂います。
マーフシヴァルの隣にはロボヌ島という無人島が浮かび、島の周りはサンゴがびっしり。毎日3便のシャトルボートが往復しているので、手つかずの自然を満喫したい人にはおすすめです。
Maafushivaru
所在地:アリ環礁
交通:マーレ空港から水上飛行機で約25分
客室数:48 室(水上ヴィラ×22、ビーチ・ヴィラ×26)
島一周:徒歩で約10分
モルディブは南北に連なる26の環礁と1190もの島々からなる国。そのなかに200軒以上のリゾートホテルが点在しているわけです。一口にリゾートホテルといっても、贅を尽くした高級リゾートホテルからダイバー御用達のカジュアルホテルまで個性豊か。島の大きさも1周2時間の大きな島から、1周5分の小さな島までそろっています。
今回は小さな島を紹介しましたが、「レストランやバーの選択肢が多い大きな島がいい!」という人は大型のリゾートホテルを選んだほうが満足度は高いはず。自分の目的と好みに合わせて、リゾートホテルを選んでください。
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