マカオにハリウッドがやって来た!? 新IR 「スタジオ・シティ・マカオ」の魅力
好景気に沸くマカオは2015年もたくさんのホテルがオープンしました。その中でも2015年10月27日に幕を開けた「スタジオ・シティ・マカオ」は、今までのIR(統合型リゾート)とはちょっと訳が違います。
その最大の特徴は、ホテル中央のメインファサードにくり抜かれた意味深な数字の8。実はこれ観覧車なんです。世界のどこにもない新型のエンターテインメントを有するIR「スタジオ・シティ・マカオ」をご紹介します。
ところでIR(統合型リゾート)って何?
マカオの旅行情報を検索をしていると度々目にするする「IR」。これはIntegrated Resort<統合型リゾート>の略になります。
主にラスベガスやマカオなどで建てられている、カジノや複数のレストラン、ショッピングモールなどの商業施設や展示場などが一体となったホテルのことをいいます。近年マカオではIRを推し進めていて、年齢性別を問わず誰もが楽しめるエンターテインメントの充実を計っています。
スタジオ・シティ・マカオの魅力
映画を感じさせる遊び心がいっぱい!
[one_half][/one_half]
[one_half_last][/one_half_last]
スチームパンク映画に登場しそうな近未来的外観に度肝を抜かれる「スタジオ・シティ・マカオ」ですが、館内は意外にもモダン&エレガント。客室通路にレッドカーペットが敷かれ、パブリックスペースには照明機材風のライトが配置されるなど、随所に映画を感じさせる遊び心も散りばめられています。
客室総数は1,600室。セレブレティ・タワーと全室スイートルームのスター・タワーに分かれています。一番低いカテゴリーでも42㎡あり、全て客室にカウチソファーが備わっていてゆったりと寛げます。また客室や館内で高速Wi-Fiを無料利用できるのも嬉しいポイント。
さらに映画好きにはたまらないサプライズも。アカデミー賞受賞監督の巨匠、マーティン・スコセッシがメガホンをとり、同施設を舞台にしたオリジナル短編映画が、客室のテレビでいつでも何度でも鑑賞できます。出演は何とブラッド・ピット、ロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオといったビッグネームの集結!
ちなみに短編映画の制作費はというと7,000万ドル。約84億円!!マカオのやることは桁が違います。スタジオ・シティ・マカオのハリウッド映画に寄せる情熱が伝わります。
またIRらしく館内には、シグネチャーレストランの「上海魅影(SHANGHAI MAGIC)」をはじめ、フードコートを含める22のレストランが入っています。
中でも「スポット・ライト」は、インターナショナル・キュイジーヌをビュッフェ形式で提供するオールディ・ダイニング。点心からグリル料理までご馳走が一堂に会する、これぞ食のエンターテインメント。美味しい上にバラエティに富んでいるので、つい長居をしてしまいます。ハリウッドスターの写真や名前が刻まれた壁やオブジェなどインテリアにも注目です。
観覧車「ゴールデン・リール」はなんと8の字型!
ホテル中央に埋め込まれた存在感ありすぎる8の字形観覧車「ゴールデン・リール」は、産業革命をテーマにしたレトロSF調のキャビンに乗って、高さ約130メートルの世界を楽しむアトラクション。
8の字に軌道するのではなく、8の字の外周を廻りますのでご安心を。上空ではIR群やマカオ国際空港に離着陸する飛行機、さらに隣接する中国までも一望できます。日中は現在も建設中のホテル群が目立つので、IRが派手なイルミネーションを放つ夕方から夜の乗車がおすすめです!
それにしても、福を呼ぶとされる「8」をホテルのアイコンにするとはさすがです。
The Golden Reel(ゴールデン・リール)
料金:大人100MOP、子供(12歳以下)80MOP
営業時間:月〜金11:00〜21:00、 土・日・祝日10:00〜22:00
バットマンを追いかけてゴッサム・シティを飛び回る!4Dアトラクションで未知数体験
バットマンを追いかけてゴッサム・シティを飛び回る4D(体感型)フライトシュミレーション。
シアターの各座席に装備された安全ベルトを腰と股の間も通して締める念の入れように、始まる前からドキドキ。スクリーンに映し出された3D映像とともに、水しぶきや燃え盛る炎の熱を浴びて摩天楼を飛びまくります!風を切る感覚や、ドーナツショップを通り過ぎたときの甘い匂い、花の香り、座席を揺るがす振動など、あらゆる五感を刺激する特殊演出で、バットマンとジョーカーの激闘に巻き込まれます。
未知数体験の20分間のアトラクションは終わってもしばらく放心状態。動きをともなう映像なので乗り物に酔いに気をつけて!
Batman Dark Flight(バットマン ダークフライト)
料金:大人150MOP、子供(12歳以下)120MOP
営業時間:11:00〜21:00
世界的イリュージョニスト本人が登場するマジックショーに大興奮
日本でもレインボーブリッジを消した男として知られる、世界的イリュージョニストのフランツ・ハラレー氏がプロデュースするマジックショー。その上、本人が登場するということで話題になっています。
ショーは3部構成となっていて、最初の劇場ではコインやカードを使ったマニピュレーョン・マジック、次にコメディー・マジック、そしてついにフランツ・ハラレーが登場するメガイリュージョンで大興奮!と、3つのマジックシアターを巡る笑いとスリルの90分です。
The House of Magic
大人450MOP、子供(12歳以下)360MOP
スケジュール:月〜金/1日3回公演(17時、19時、21時)、土・日/1日4回公演(15時、17時、19時、21時)
まるで映画のセットみたい!ショッピングエリアもエンターテインメント
NYCの刻印が押されたマンホールや、地下鉄の入り口、ネオンサインなど、映画のセット風にデザインされた「ザ・ブルバード・アット・スタジオ・シティ」は、マンハッタンやハリウッドを歩いているような気分でショッピングに浸れる空間。
ファッションを中心に、ほとんどのブランドをラインアップしている上に、巧妙なキュレーションで歩いているだけでも気分が上がります。
家族で楽しめる「ワーナー・ブラザース・ファン・ゾーン」
また親子連れにも嬉しいエンターテインメント施設が「ワーナー・ブラザース・ファン・ゾーン」。ワーナーブラザーズやDCコミックなどのキャラクターに囲まれて、親子で楽しめる理想のエンターテインメント施設。大人のみで入場できないのが残念です。
Warner Bros. Fun Zone(ワーナー・ブラザース・ファン・ゾーン)
料金:大人1人&子供1人 200MOP(2時間)
営業時間:10:00〜21:00
大人も子供も夢中にさせてしまうエンターテインメントが見逃せない「スタジオ・シティ・マカオ」。カジノだけでないマカオの魅力をぜひ体験してみてくださいね。
[button style=’blue’ url=’https://www.expedia.co.jp/Macau-Hotels.d8724.Travel-Guide-Hotels’ icon=’entypo-home’ fullwidth=’true’]マカオのホテルを探す[/button]
[button style=’blue’ url=’https://www.expedia.co.jp/Cheap-Flights-To-Macau.d8724.Travel-Guide-Flights’ icon=’entypo-flight’ fullwidth=’true’]マカオへの航空券を探す[/button]
[button style=’blue’ url=’https://www.expedia.co.jp/Macau.d8724.Travel’ icon=’entypo-info-circled’ fullwidth=’true’]マカオ旅行・ツアーを検索[/button]
アジアに関するその他の記事
旅先でも甘いモノは欠かせない! 旅の途中でも食後のデザートは絶対に食べたい! そんなスイーツファンを満足させてくれるバンコクのケーキショップはどこ?...
東洋のベニスともいわれるバンコクに行ったら、一度は体験したいのがチャオプラヤー川でのディナークルーズ。タイ料理に舌鼓を打ちながら、美しいバンコクの夜景を満喫する体験は、忘れられない旅の一コマになります。ディナークルーズの魅力や種類について紹介しましょう。
ベトナム旅行を計画している方の中には、現地のトイレ事情が気になっている方も多いのではないでしょうか。ベトナム旅行では、他のアジア諸国と同様に日本とは違う点がいくつかあります。しかし、事前にベトナムのトイレ事情を知っておけば、現地で不安になることもありません。日本にいるうちにしっかりと把握・準備をしておきましょう。
タイで思いっきり自然を感じたいのなら、絶対おすすめの場所、それがカオヤイです。カオヤイ国立公園を中心に、ファミリーでもカップル、友人同士でも楽しめるたくさんの観光地スポットが点在しています。 自然、アトラクション、グルメ等など、カオヤイの魅力と効率的な回り方を紹介します。
日本でもおなじみのスターバックスコーヒーですが、世界各国の店舗ではご当地メニューやグッズなど、現地でしか手に入らないものがあるのはご存知でしょうか? ご当地グッズはお土産にする方も多く、とても人気があります。そんなベトナム・スターバックスの「いま」をご紹介します。