韓国のかき氷“パッピンス”、イチオシはこれだ!
韓国のかき氷“パッピンス”はすでに日本でもお馴染みの夏スイーツ。“パ”は小豆、“ピンス”はかき氷という意味ですが、最近は小豆かき氷だけでなく、旬のフルーツなどさまざまなトッピングが増え、毎年、バリエーションが増えています。
定番から最新まで人気のピンスを3つご紹介します!
一度食べたら忘れられない至極のピンス
韓国一のラグジュアリーホテル、「ソウル新羅ホテル」で、毎年販売される夏季限定のアップルマンゴーピンスは、口にすると“もうコレ以外食べられない!”と叫びたくなるほど感激のピンスです。
韓国最南端に位置する済州島(日本でいう沖縄のような島)で栽培されるアップルマンゴーは、赤くなるまで完熟させるため糖度が高いのが特徴。適度な酸味がその甘さをさらに引き立たせ、たくさん食べても飽きません。牛乳をシャーベット状にしたミルクかき氷の上に、アップルマンゴーを贅沢に2個も乗せているので、ボリュームも満点。2〜3人でシェアしても満足できる量なのが嬉しいです。
さらにマンゴーの濃厚な味わいが楽しめるシャーベットと、ふっくら炊いた小豆が添えてあり、最後までおいしくいただけます。正直、ピンスとしては高級の部類に入りますが、これは食べる価値ありの逸品。今年は9月中旬までの販売予定なので、召し上がるならお早めに!
ザ・ライブラリー(ソウル新羅ホテル1階)
値段:アップルマンゴーピンス 42,000ウォン
営業時間:8時〜翌2時(ピンスは11時から)
電話:02−2230−3388
Writer’sレコメンド
宮崎産のアップルマンゴーにも負けずとも劣らない済州島産のものは、韓国でもなかなかお目にかかれないレアフルーツ。1つにつき1〜2万ウォン前後するので、原価を考えるとアップルマンゴーピンスの値段も決して高くないのです。ちなみに、これを一度食べてしまうと、二度と巷のマンゴーピンスが食べられなくなる、副作用があります(笑)。
釜山発! 大人気のパッピンスブランド“ソルビン”
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2013年のブランドオープン以来、怒涛の勢いで全国に進出し、今では450店舗にも拡大した新進気鋭のパッピンスブランド“ソルビン”。かき氷には小豆が入らないといけないという固定概念を破り、新しいメニューをどんどん開発しています。
特に看板メニューとなった“インジョルミピンス”(きな粉かき氷)が登場した時は、その発想の斬新さに多くの人が驚かされました。100%国産餅米で作った餅と時間をかけてじっくり炊いた国産小豆、また香ばしいきな粉をたっぷり乗せたかき氷は、まさに韓国の伝統を体現したスイーツ。日本でいうと宇治金時ミルクかき氷のようなトラディショナル感です。
ほかにも昨年の冬に大ヒットした期間限定の“タルギピンス”(いちごかき氷)や、夏限定の“マンゴーチーズソルビン”など季節に合わせたメニュー、またサツマイモ味、チョコレート味などメニューの種類も豊富。1年中食べられるので、訪れる度に新しい味にチャレンジしてみてください!
ソルビン(雪氷)
公式サイト(韓国語):http://sulbing.com/
値段:インジョルミピンス 7,000ウォン
取材店:弘大入口駅店 ソウル市麻浦区弘益路6キル15 2階
Writer’sレコメンド
“インジョルミピンス”は甘さひかえめで、きな粉とミルクピンスのほのかな甘さが楽しめます。きな粉が見た目よりも5倍くらい多くかかっているので、勢いにまかせて食べると、きな粉が気管支に入りむせるので注意(笑)。私的にイチオシメニューは“タルギピンス”なのですが、今は販売しておらず紹介できないのが残念。冬に再登場する予定なのでそれまでお待ちを!
やりすぎ感満載! 前代未聞のドンペリピンス登場
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[one_half_last]最後はほぼネタ的な話題をご紹介します。「JWマリオット東大門スクエアソウルホテル」のザ・ラウンジでは、超高級プレミアムピンスを発売。
中でも注目は“ドンピンス”でその名のとおり、ドンペリニヨン2004を使ったホームメイドシャーベットの上に、雲の形の綿菓子を乗せ、バラと金粉をまぶしたゴージャス&バブリーなピンスです。
しかもこれ1つ頼むとドンペリ1杯がついてくる嬉しいサービスが。
もはやこのデザートを“パッピンス”と呼んでいいのかどうかわかりませんが、年々熱くなるパッピンス戦争が、しのぎをけずる戦いであることはひしひしと伝わってきます。[/one_half_last]
JWマリオット東大門スクエアソウルホテル ザ・ラウンジ
値段:ドンピンス 80,000ウォン
営業時間:9時〜23時
電話:02-2276-3000
Writer’sレコメンド
今回、残念ながら取材できなかったので味について詳細をお届けできずすみません。たかがパッピンスにこの値段を払う猛者がいたら、どうかレビューをお送りくださいませ。
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