気軽に行ける海外旅行先として、長年渡航先上位に選ばれてきた韓国・ソウル。ショッピングやグルメ、エステなどが楽しめるというのが人気の理由ですが、最近は文化体験や下町巡りなど韓国カルチャーを学びたいという旅行客も増え、その目的は多岐に渡ります。

斬新なアーキテクチャーに注目

文化的な見どころのひとつとしておすすめしたいのは、建築・デザイン巡礼。ソウルは数年前から「デザイン都市プロジェクト」の一環として、市内のあちこちにアート・オブジェが設置されたり、企業ビルや大学のキャンパスを海外の有名建築家が手がけたりと、一気に様変わりしました。

有名なのはオランダの建築家レム・コールハースによる「ソウル大学美術館OMA」や、フランス人建築家ドミニク・ペローが手がけた「梨花女子大学キャンパスセンター(2008年竣工)」など。そして2014年3月には、7年の工期を経て完成した東大門デザインプラザ(以下、DDP)(http://www.ddp.or.kr/)が正式にオープンしました。

日本の新国立競技場のコンペで最優秀賞に選ばれたことでも知られるイラク出身のザハ・ハディッドが設計したDDPは、優美な曲線と近未来的な質感、そして幻想的な空間が印象的で、建築と都市、自然と人の境界を越える一つの作品になっています。

 

ソウルの新名所DDPが面白い!

東大門エリアはもともと、繊維産業を中心に発達した街で、現在でも韓国ファションの流通中心地として活気にあふれていますが、DDPの登場で商業の街から文化発信の地へと生まれ変わりました。

DDPは大規模な複合文化空間です。その中身を簡単に紹介すると、コンベンションと公演が開かれる「アルリムト」、芸術作品を展示する「べウムト」、有名デザイナーの作品が展示・販売される「サルリムト」、24時間営業の「デザイン市場」、東大門歴史文化公演など合計5カ所の施設と15カ所のスペースで構成されています。

世界的なファッションショー「ソウルコレクション」を筆頭に、文化全般を網羅する各種イベントや展示も随時開催。レストランやショッピングスペース、休憩施設も充実し、ソウルの新スポットとしても注目を集めています。

数ある施設の中で私のおすすめは、国内最大のデザインショップ「サルリムト(デザイン・ラボ)」。1300坪の広大な店内に約40店舗のデザイン・アート関連ショップが集まっていますが、その中のひとつ「デザイナーズ・ギャラリーショップ」では、新進気鋭の韓国デザイナーによるプロダクツを展示・販売。ウィットに富んだ生活デザインや、伝統を現代に焼き直したプロダクツなど、韓国デザインの今を知れる作品に出合うことができます。

隣国の最新建築&デザインに触れて、ソウルの新しいトレンドを感じてみてください。

 

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Ph/Choi Jae Sik