投稿者 : おいしい しごと、投稿日 2015 年 11月22日

ソウルで鍋を食べるならココ!韓国在住ライターおすすめの激ウマチゲ3選

ソウルはすでに冬模様。朝晩の気温が一桁台と寒さが身にしみてくる季節になりました。

年末・冬・寒いというキーワードが続けば、当然、身体が欲するのはアツアツのお・な・べ♡ 韓国の鍋はチゲと呼ばれ、日本と同じ、いやそれ以上にさまざまな種類があります。

韓国に住んでいて一番困る質問が「おいしいお店教えて」です。聞く方は気軽でも「予算は? 好みは? 何系? 食べられないものは? 人数は? お連れの方はどんな人?」と、行く人の好みに合わせて推薦するため、なかなか自分の行きつけのお店を紹介できないこともあり。

しかし、今回は独断と偏見で選ばせていただきましたよ!

とにかく旨いから食べてほしい「元テグタン」

とにかく旨いから食べてほしい「元テグタン」

[one_half]とにかく旨いから食べてほしい「元テグタン」[/one_half]

[one_half_last]とにかく旨いから食べてほしい「元テグタン」[/one_half_last]

まずは通い続けて10年以上になる「元(ウォン)テグタン」をご紹介。約40年続く真鱈の鍋・テグタンの専門店です。

店に入るとすぐ目につくのは、ブツ切りにした大ぶりの鱈と溢れんばかりにミナリ(ナズナ)が盛られた鍋が並ぶ、厨房の活気あふれる風景です。メニューはテグタンとネジャン(内蔵)がありますが、私はいつもテグタン1人前とネジャン1人前とをハーフ&ハーフにして注文します。

ミナリがくたっとなったら、食べてOKのサイン。魚介とコンナムル(豆もやし)、ミナリのダシが染みこんだピリ辛スープはあと引くおいしさで何杯でもおかわりいけちゃいます。身がぷりぷりの真鱈は食べごたえ抜群のボリューム、そして白子や肝臓が入った内臓も焼酎のつまみにぴったりの濃厚さです。

チゲ後は残ったスープに焼き飯かうどんを選んで追加してください。さまざまなエキスがギュッと染みこんだスープが絡む炭水化物は、糖質ダイエットなんてクソくらえと思わせるくらい、美味の世界に連れて行ってくれます。

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元テグタン 원대구탕
住所:龍山区漢江大路62街キル8 용산구 한강대로62가길 8
電話:02-797-4488
営業時間:10:00~22:00
休日:旧正月、旧盆
アクセス:地下鉄4・6号線三角地駅14番出口からすぐ

メニュー:テグタン1人前8,000ウォン、ネジャン1人前8,000ウォン、追加のポックムパプ(焼き飯)2,000W、ウドン2,000W

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[one_half_last]とにかく旨いから食べてほしい「元テグタン」[/one_half_last]

深夜も楽しめるハイカロリーチゲ「ソンタンプテチゲ」

深夜も楽しめるハイカロリーチゲ「ソンタンプテチゲ」

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深夜も楽しめるハイカロリーチゲ「ソンタンプテチゲ」

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[one_half_last]深夜も楽しめるハイカロリーチゲ「ソンタンプテチゲ」[/one_half_last]

身体に悪そうなものはなぜおいしいのか? 韓国チゲ界の中で最もジャンクなプテチゲは、一度食べるとはまってしまう悪魔の味です。

材料は店舗によって多少異なりますが、ソーセージやスパム、ラーメン、チーズが基本。私がよく行くソンタンプテチゲでは、さらに餅やひき肉をたっぷり入れてピリ辛スープで煮込みます。

カロリーなんて考えていたら絶対に食べられませんし、健康志向な方はむしろ食べないでください。しかし自然ではないグルタミン酸たっぷりのプテチゲは、食べれば食べるほど中毒性にやられてしまい、ある日突然「あー、ソンタンプテチゲ行きたい…」となるから恐ろしい。しかもこちら24時間営業なので夜食や夜遊び後の食事にもうってつけ。

場所柄、芸能人もお忍びで通うそうですが、男女問わず健康に気を使う韓国芸能人がわざわざ食べにくるなんて、やっぱりプテチゲって怖い。疲れた身体と脳をガツン!と覚醒させてくれるMSGたっぷりのプテチゲ。一度味わったらもう戻れませんよ!

ソンタンプテチゲ 송탄부대찌개
住所:江南区 島山大路166
電話:02-541-2446
営業時間:24時間
休日:なし
アクセス:3号線新沙駅1番出口から徒歩8分

メニュー:プテチゲ1人前10,000ウォン

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深夜も楽しめるハイカロリーチゲ「ソンタンプテチゲ」

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[one_half_last]深夜も楽しめるハイカロリーチゲ「ソンタンプテチゲ」[/one_half_last]

北朝鮮式の高級ヘルシー鍋「南浦麺屋」

北朝鮮式の高級ヘルシー鍋「南浦麺屋」

[one_half]北朝鮮式の高級ヘルシー鍋「南浦麺屋」[/one_half]

[one_half_last]北朝鮮式の高級ヘルシー鍋「南浦麺屋」[/one_half_last]

明洞の老舗店、南浦麺屋はチゲよりも冷麺が有名ですが、韓国ツウにお馴染みのメニューが「オボクチェンバン」という平安道(現在の北朝鮮)の郷土料理です。正確にいうとチゲではなくチェンバンという鍋のような料理で、牛の乳房やヤンジ、チャトルパギ(どちらも牛肉の部位)を薄切りにした肉、シイタケやシメジ、エリンギなどのキノコ類、春菊、松の実、棗などたくさんの材料が入っています。

これらを真鍮のチェンバンという鍋にのせ、牛肉を長時間煮込んで何回も濾して作った特製スープと一緒に煮ていただきます。淡白ではあるけれど肉と野菜のダシがしっかり効いたスープは、旨味が舌を通じて身体に染みこむような柔らかな味わい。辛いものだけではない韓国料理の奥深さを実感させてくれます。

そしてこちらのお楽しみはシメの麺。そば粉で作った冷麺の麺が、スープのエキスをたっぷりと吸い込み最高の味わいに。すぐに伸びてしまうので、投入後、温まったらすぐに召し上がってください。冷麺とはまた違った味わいと食感が楽しめるので、これはぜひお試しください!

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南浦麺屋 남포면옥
住所:中区乙支路3ギル24
電話:02-777-3131
営業時間:11時30分~22時
休日:旧正月、旧盆
アクセス:地下鉄2号線乙支路入口駅1番出口から徒歩3分

メニュー:オボクチェンバン55,000ウォン(2〜3人前)、追加の冷麺・チェンバンサリ7,000ウォン

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[one_half_last]Ph13_13054[/one_half_last]

 

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