海外旅行に行くと気になるのが、その土地ならではの食べ物。日本でもよく見かけるものがあったり、それほどなじみがなくても「別の国で見たものと少し似ている……」と思えるものがあったりと、見ているだけでも楽しい気分になれます。
特にアジアは食文化が豊かなため、思ってもみない食べ物に遭遇することも。日常生活の中では、まず食べないようなものでも、海外旅行中だとなぜかトライしたくなる、なんてこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、アジアの国々を旅行したことのある男女540人に、旅行中に見かけた「ゲテモノ」について聞いてみました。アジアに行ったらぜひ体験してみたい、怪しい食べ物を大公開します!

みんな意外とゲテモノを食べている!

アジアのゲテモノ食べたことある?

アジアの国々を旅行中に、ゲテモノを食べたことがあるかという質問では、540人中201人が「はい」と回答。数字としては半数以下ですが、そもそもゲテモノを目の前にして食べられるかどうかを考えてみれば、意外と多くの人がチャレンジしていると言えるのではないでしょうか。

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年配層はやっぱり度胸がある!?

年代別に見てみると、多少の変化はあるにせよ、年齢が高くなるほど食べたことがある人の割合が多くなるという結果に。最も多い60代では、過半数を大きく超える71%もの人が「食べたことがある」と回答しています。ゲテモノに関しては年齢が高くなるほど好奇心が強く、度胸があるという傾向にあるのかもしれません。

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いったい、どんなゲテモノを食べた?

アジアのゲテモノ、何を食べた?

どんなゲテモノを食べたかという質問では、カエルの肉を筆頭に、ドリアンや蛇酒、亀ゼリーなどがランクインしました。どれも実際にビジュアルを思い浮かべると身震いするようなものだけに、みんなの勇気に感服です。

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食べた感想としては、やはり「昆虫は臭くてジャリジャリしていて、見たことのない汁も出てきて気持ち悪かった。味わうなんてできません!(30代男性)」「パロットを食べたが、興味や旅の思い出にはほど遠い、嫌な経験だった(50代男性)」などのように、気持ち悪かったという意見が多数。そのお気持ち、よーく分かります!

しかし、中には「昆虫は見た目がエグいだけで、味・食感は良かった(50代男性)」「亀ゼリーはコーヒーゼリーみたいで美味しかったです(40代女性)」のようなツワモノ達も。見た目のインパクトから敬遠しがちなゲテモノでも、先入観を捨てて味わってみると意外とイケるのかもしれません。

ところで、どうしてゲテモノを食べたの?

ゲテモノを食べた理由、教えてください!

ゲテモノを食べた理由としては、「興味があったから」がダントツのトップ! 見た目やにおいのインパクトが強いものが多いため、気持ち悪い、エグいなどと言われ敬遠されがちなゲテモノ。でも、みんな心のどこかで好奇心をくすぐられているようです。

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また、ほかには「思い出になりそうだったから」「現地の名物だったから」という理由もありました。なかなか気軽には行けない場所だけに「せっかく行ったのなら食べておかないと!」という気持ちが強くなるのかもしれません。

アジアのゲテモノは、どこで食べられる?

アジア・ゲテモノマップ

アジアには、まだまだたくさんのゲテモノが存在します。最後に、今回調査した中で特に興味をそそられるゲテモノと、実際に食べられる国を紹介しましょう!

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  • 臭豆腐(中国、台湾、香港など)
    空芯菜やタケノコ、冬瓜などの野菜の汁から作られる発酵液に、豆腐を一晩漬け込んで作る。その匂いは糞尿とも下水とも言われており、遠くからでも認識できるほど強烈。愛好者の中には、フランスの高級チーズに通じる味わいがあるという人もいる。 → 台湾B級グルメの王様?臭豆腐を食べやすさ順にランキング!
  • コピルアック(インドネシア)
    ジャコウネコの糞から採取できる、消化されていないコーヒー豆のこと。糞から取り出した豆はきれいに洗浄され、乾燥させた後に焙煎される。ジャコウネコの腸内にある酵素や細菌によって発酵されるため、独特の風味が加わる。
  • バロット(フィリピン)
    ふ化する直前のアヒルの卵をゆで卵にしたもの。卵の中ではほとんど雛の姿ができあがっており、毛も生えている場合があるため、見た目のインパクトはかなりのもの。滋養強壮によいと言われており、ベトナムでもホビロンという名前で同様のものが食べられている。
  • ヤーシュー(台湾)
    鴨の舌のこと。炒め物や煮込み、あぶり焼き、揚げ物などにして食べられる。皿の上に小さな舌が並ぶビジュアルは少し身震いしてしまうが、こりこりとした食感で中毒者が続出するほどの美味。白酒との相性もよいため、お酒が好きな人からの評価高し。
  • 動物の脳みそ(中国、インドネシア、インドなど)
    世界各地で食べられている珍味。例えばインドネシアでは、牛の脳をカレー風味に味付けしたグライ・オタックが有名。また、インドでは羊の脳みそをカレーの具として食べる。いずれもフグの白子のような味わいで美味とされている。
  • ポンテギ(韓国)
    蚕のさなぎをゆでたり、蒸したりして味付けしたもの。レストランのほか、露店などでも売られている。現地ではスナックのような感覚で食べられているが、ビジュアルとにおいのインパクトはかなりのもの。缶詰でも売っているので、お土産として持ち帰るのもいいかもしれない。
  • 馬乳酒(モンゴル)
    馬の乳から作られた乳飲料。「酒」と銘打ってはいるが、実際のアルコール度数は1〜3%程度。特に野菜の摂取量が少ないモンゴルの遊牧民の間で、野菜の代わりにビタミン補給源として広く飲まれている。においと酸味が強く、味はかなりクセがある。
  • 昆虫(タイ、カンボジアなど)
    アジアだけでなく、アフリカや南米など世界中で食されている昆虫。特にアジアでは、カンボジアのクモのフライや、タイのタガメのフライなどが有名。味は昆虫の種類によって異なるが、意外にもクモのフライは鶏肉に似たさっぱりとした味で美味。ビジュアルと足を噛んだ時のポキポキという食感さえクリアできれば、攻略するのはたやすい!?
  • コウモリ(タイ、インドネシア、ラオス、カンボジアなど)
    タイやインドネシア、カンボジアなど東南アジアの広い地域で食される。そのままスープに入れたり、串焼きにしたりするのが一般的。見た目のインパクトが強いが、細かく刻んで炒め物やスープの具になっているものは食べやすい。味は牛肉に似ている。
  • コブラの心臓(ベトナム)
    生きたコブラを目の前でさばき、心臓や生き血をウォッカのようなお酒で割って飲む。新鮮なため、意外と生臭さはないが、取り出されてもかすかに鼓動している心臓を飲み込むのは、かなりの勇気が必要。ベトナムではゲテモノではなく、高級食材としてお客をもてなす料理とされている。

上記のゲテモノが食べられる国を見てみると「テーブル以外はなんでも食べる」と言われ、食に関してはほかの民族の追随を許さないとされる中国はもちろん、台湾や韓国など、東アジアの国々が順当にピックアップされています。タイやベトナム、フィリピンなど東南アジアの国々も、ゲテモノチャレンジをするには最適のようです。

また、実際に食べた場所としてはレストランや市場のほか、露店という回答もありました。道端の露店で売られている、見たこともないゲテモノ……。かなりの勇気が必要な気がしますが、挑戦できれば最高の思い出になるかもしれません!

ゲテモノって、意外と美味しい?

敬遠されているかと思っていたら、意外とみんなゲテモノにチャレンジしていることが明らかになった今回のアンケート調査。見た目やにおいのインパクトとは裏腹に、現地では体に良いとされていたり、珍味とされていたりするものも少なくありません。

一生の記憶に残る旅の思い出としてだけでなく、帰国した後の話のネタとしても最高のゲテモノ食。アジアの国の旅行中に見かけたら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。