赤ちゃんと初めての海外旅行!持っていくべきもの・現地調達できるもの
今年の休暇は赤ちゃんと待望の海外旅行! きれいな海に連れて行くという人も多いのではないでしょうか。パスポートを作ったら、次に気になるのがベビーのための荷造り。何を準備すればいい? 現地で調達できるものは? 直前でバタバタしないために、少しでも頭の中に入れておきましょう。
常に「万が一」を想定して荷造りを
結論から言いますと、渡航先がどこであれ、現地調達に頼り過ぎないことをおすすめします。荷物が増えて大変かもしれませんが、月齢の小さいうちは「迷ったら全部持っていく」くらいの意識のほうが安心といえます。
どんなに旅慣れた人でも、初めての赤ちゃん連れの旅行となると予期せぬハプニングがつきものです。飛行機で泣いてしまったり、現地で思わぬケガをしたり、夜に突然発熱したり…。例を挙げたらキリがないのですが、あらゆるケースに冷静に対応できるよう、可能なかぎり日本で準備をしておくに越したことはありません。特に、慣れない環境や気候の変化で、赤ちゃんは体調を崩しやすいことも頭に入れておきましょう。解熱剤や咳止め、下痢止めなど、飲み慣れた薬を御守りとして持参しておくと、体調の急変にも慌てず対処できます。「持ってくればよかった」と後悔するより、「持ってきてよかった」と安堵できるよう、事前に準備をしておきましょう。
機内持ち込みの物品にも気を配って
赤ちゃんの荷物はなんでもかんでもスーツケースに詰め込めばいいというわけではありません。フライト時間を考慮して、オムツや粉ミルク、離乳食に飲み物など、空港や機内で使用するぶんは手荷物として持ち込めるようバッグを分けましょう。なおこれらの赤ちゃん用の品々は、液体物であっても例外で機内持ち込みが許されます。保安検査を通る際、バッグから取り出しやすいようビニール袋などにひとまとめにし、係員にひと声かけましょう。
意外と盲点なのが、羽織物やブランケットなどの防寒具。これは渡航先が南の島であっても、日本から手荷物で持っていくべきマストアイテムです。赤ちゃんは体温調節の機能が未発達ですから、適温で過ごせるようケアしてあげましょう。また、湿度の低い機内では肌が乾燥するので、普段使用している乳液も忘れずに。これは保安検査で没収されないよう、100ml以下の容器に移し替え、ジッパー付きプラスチック袋に入れて持ち込みましょう。
まだ歩くのがおぼつかないヨチヨチ期の赤ちゃんなら、抱っこ紐も重宝します。万が一機内でぐずったときや寝かしつけるときに便えるので、パパママが装着したまま過ごしてもいいでしょう。
口に入れるものは、日本で準備を
大人にも同じことが言えますが、必ずしも現地の食べ物が口に合うとはかぎりません。デリケートな赤ちゃんのこと、食事面はなるべくストレスのないよう気を配ってあげたいものです。粉ミルクの銘柄が変わった途端に飲むペースが鈍くなった…なんてことのないよう、授乳期のベビー連れのパパママは面倒くさがらずに、いつもの飲み慣れたものを日本から持参しましょう。離乳食が始まったベビーも同様に、食べ慣れたベビーフードを準備しておくと安心です。現地に「何かしらあるだろう」ではなく「ないかもしれない」と考えましょう。
さらに気にしたいのが飲み物のこと。特に南の島では普段よりもこまめな水分補給が必要なので、赤ちゃんにも安心して飲ませられる麦茶などのノンカフェイン飲料を準備しましょう。その際、機内で飲むぶんはペットボトルや水筒で持ち込み、足りなくなったらあらかじめ日本から持ってきたティーバッグで作るなど、ひと工夫してみるのもアリです。
使い慣れた物品は、面倒でも持参すべし
自分で食べる練習をし始めた赤ちゃんにとって、使い慣れたスプーンやフォークも重要です。持ち手が細すぎたり、匙のサイズが大きかったりするだけで、「いつもと勝手が違う」とストレスに感じる子もいるので、いつも使っているカトラリーを最低1セット持参しましょう。哺乳瓶もしかり。特にニプルの形状が変わると飲みが悪くなる子が多いので、使い捨てタイプの哺乳瓶を使う場合は前もって慣らしておく必要があります。
「荷物になるから」と言って諦めがちのベビーカーについても、赤ちゃんのうちは持参したほうが何かと便利です。現地で借りたり、簡易なものを現地で調達できる場合がありますが、乗り心地がいつもと違って嫌がったり、華奢過ぎて荷物が引っ掛けられなかったりと、逆にストレスになるケースもあるようです。ちなみにほとんどの航空会社では、預け荷物とは別にベビーカーを無料で預かってくれます(ただし畳めるものに限るなどの諸条件あり)。普段からベビーカーを利用しているパパママは、現地に持っていくことを前向きに検討してみてください。
オムツは持参? それとも現地調達?
日本で用意するか現地で買うか、一番迷うものにオムツがあります。滞在日数が長いほど必要枚数が増えますから、「現地で調達したほうがラク!」と安易に考えてしまいがちです。しかし、モノによっては素材が肌に合わなくてかぶれてしまったり、サイズが合わずに横から漏れてしまったりと、思わぬストレスの原因になることも。さらに現地のスーパーで枚数の多いパックしか販売されていなかったりすると、未使用のオムツを大量に日本へ持ち帰ることにもなりかねません。
これもはやり、普段から使い慣れたオムツを少し多めに準備して日本から持っていくことをおすすめします。ビーチやプールで使える水遊び用も同様です。帰る頃にはオムツが減り、「空いたスペースにはおみやげが入れられる♪」と前向きにとらえましょう。
現地調達に頼り過ぎないこと
赤ちゃん連れに限ったことではありませんが、家族旅行の場合、現地調達に重きを置かずに「必要があれば買い足す」くらいのライトな感覚が正解といえます。そうすれば、仮に気に入った商品が現地になかったり、商品そのものが欠品だったりした場合、無理してあちこち探し回る必要がなくなります。最近はネット通販を活用すれば水着やラッシュガード、ビーチグッズといった季節モノも一年中買えます。現地での貴重な時間を買い物でつぶさないよう、ある程度日本で下準備を済ませておきましょう。
逆に、現地調達しやすいアイテムの代表格はTシャツなどの衣類。「替えが必要なら買い足す」くらいの心づもりで、持参する枚数は必要最低限に留めてもいいでしょう。ただし、行き当たりばったりではなく、どこで買うかはリサーチしておいて、買物時間の無駄を省きたいものです。
いずれにしても、現地調達に頼り過ぎないことが成功の秘訣。予期せぬハプニングにバタバタすることなく、どっしりと構えられるようにしていたいですね。
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