投稿者 : 鈴木 圭、投稿日 2016 年 2月12日

海外旅行 パッキングを攻略すれば、ワインも食器もお土産にできる!

海外旅行に行くとついつい買い込んでしまうお土産。日本では見られない珍しいものも多く、旅行中のテンションとも相まって、どんなお土産もキラキラして見えるもの。

しかし、買ってしまってから「こんなものどうやって持ち帰ろう……」とわれに返った経験はありませんか? 今回はそんな「持ち帰りにくいお土産」をどうにかして日本まで運ぶパッキング術をご紹介しましょう!

ワイン、ジャムなど:縦にしてスーツケースの端に入れる

ワイン、ジャムなどボトルもののパッキング術:縦にしてスーツケースの端に入れる

まずは割れてしまう心配があるワインやジャムなどボトルもののパッキング術。

専用のクッション材やエアーパッキンなどがあればベストですが、用意の無い場合はボトルをタオルや洋服で巻いてスーツケースに入れましょう。

その際、巻きの厚さは3cm以上必要です。これでもかというほどぐるぐる巻きにしましょう。ボトルの底部分にも衝撃対策として丸めたハンカチやスカーフなどを当てておくとベターです。

スーツケースに詰める際は、できるだけ端に入れるようにしましょう。実際にスーツケースのふたを押してみると分かりますが、中央は人の力でも簡単にへこんでしまうのに対して、端の方はそう簡単にはへこまないはず。上からの圧力に強いため、衝撃がかかりにくいのです。

また、ボトルは横方向からの衝撃に弱いため、立てたスーツケースに対して縦方向になるよう入れましょう。

お皿や置物など:梱包(こんぽう)して手荷物が基本!

お皿や置物など陶器・ガラス類のパッキング術:梱包(こんぽう)して手荷物が基本!

ボトルものと同じように悩ましいのがお皿や置物など陶器・ガラス類のパッキング。

大きく平べったいものや複雑な形をしているものは非常に割れやすいため、基本的には緩衝材を入れた箱に入れて梱包するのがベスト。購入したお店に商品の箱が無いか聞いてみるといいでしょう。

箱が用意できない場合はボトルものと同じように、タオルや服で巻いて持ち帰るほかありませんが、その場合は面倒でも手荷物に入れるようにしましょう。ある程度の耐衝撃性があるボトルに比べて、お皿や置物の強度は非常に頼りないもの。預け荷物にしてしまうと、手荒に扱われた場合に割れてしまう危険性があります。

冷蔵食品:保冷剤と一緒に厳重に梱包を

冷蔵食品を持ち帰るパッキング術:保冷剤と一緒に厳重に梱包を

チーズやバター、チョコレートなどの冷蔵食品も旅行者を悩ませるお土産のひとつ。現地の味を自宅でも楽しみたいけど、冷蔵品だからと悩んだ経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

そんな場合は、以下の方法を試してみてください。

1.購入したお店で真空パックにしてもらう(チーズなどはすでに真空パックになって売られている商品もあります)

2.帰国日のチェックアウトの時間まで、ホテルの部屋の冷蔵庫に入れておく。部屋にない場合は、ホテルの冷蔵庫で預かってもらう

3.保冷剤(現地のスーパーや商店などで手に入ります)と一緒にタオルで巻く

4.航空会社によっては飛行機内でドライアイスのパックがもらえることがあるので、その場合は新聞やタオルなどで包む

保冷剤を使う方法を含めた上で、複数の方法を併用できるとベストです。できるだけ全部の方法が併用できるとベターです。季節や持ち歩き時間などにもよるため、どんな場合でも完全に冷蔵状態を保てるとは言い切れませんが、上記の方法を試してみることで、ある程度食品の劣化をおさえることができます。

ただし、フレッシュチーズのように食品によっては難しい場合もあるため、あくまで緊急な手段として覚えておいてください。ちなみに、ジェル状の保冷剤は機内持ち込みできないことが多いため、必ず預け荷物に入れる必要があります。

ひと手間かければ、冷蔵品やワレモノも持ち帰れる!

持ち帰りにくいと思われるお土産も、パッキングの手間さえ惜しまなければ日本まで持ち帰ることができます。ついついお土産を買い過ぎてしまう皆さん、覚えておくとどこかで役に立つこと請け合いですよ!