長時間のフライトを快適に過ごす裏ワザ
海外旅行には行きたいけれど、長時間のフライトを思うとなかなか腰が上がらない……。そんな人、多いかと思います。
飛行機でのロングフライトを快適に過ごす方法。それはずばり、ビジネスクラスに乗ることです! シートは広々快適、食事も豪華、サービスもエコノミークラスとは雲泥の差で、フルフラットシートならばごろんと寝ころんで好きな映画でも見ていれば、12時間を超えるフライトもあっという間です。
とはいえ、ビジネスクラスに乗れる人なんてごく一部(なはず)。たいていは、エコノミークラスでロングフライトを耐え忍び、到着後は、時差ぼけと疲労を抱えたまま取材に臨むというのがほとんど(なはず)。
そこで、今回は、私が少しでもロングフライトを快適にするために実践している方法をご紹介します!
旅行時期を見直し、シート配列をチェック
言うまでもなく、満席状態のフライトと空席があるフライトでは、快適度が全く違います。
満席だと、搭乗にも、機内食のサーブにも、トイレ待ちにも時間がかかる。最近は航空会社もフライトスケジュールを調整しているので、昔ほど空席が目立たなくなりました。しかし、連休の最終日など、明らかに混雑する日を1日ずらすだけで、航空運賃がぐっと安くなるし、搭乗率も低くなるので、ずいぶんと快適になります。搭乗するフライトがばっちり繁忙期にかかっている人は、もう一度スケジュールをチェックし、日程を前後にずらせないかチェックしてみましょう。
座席選びも大切です。まずは使用する飛行機の機材をチェックしましょう。同じエアライン、同じ路線でも、フライトによって使われる機体が違います。
例えばJALは、成田→ハワイ・オアフ島へ1日5便のフライトを持っていますが、機材はボーイング767と777の2種類を飛ばしています。この2つではシート配列が異なり、777のエコノミークラスのシート配列は、通路を挟んで窓ぎわ3席、中央3席、窓ぎわ3席。一方767は窓ぎわ2席、中央3席、窓ぎわ2席となっています。2人で旅行する場合、767の窓ぎわのペアシートが確保できれば、ずいぶん気分的に楽になるもの。一方3人家族ならば窓ぎわの3列シートがぴったりです。
このように、フライトを選ぶ際は、フライトの時間だけでなく、使用機材についても気を配ってみると、機内での快適度がアップします。フライトを予約したら座席の指定も忘れずに。
身体に優しい機体を選ぶ
もし選べるならば、やはり最新の機材が快適です。例えば音の静かさで言えば、シンガポール航空、ルフトハンザ、エールフランスなどで導入されているエアバス380は静音性で評判。他の機体に比べてエンジン音が響きづらく、エンジンに近い席でも比較的音に悩まさることがありません。
またドリームライナーと呼ばれるボーイングの最新機種787は、初めてキャビンへの加湿器が搭載されたことで話題となりました。それまでは機体の腐食を防ぐため、機内の湿度は極力減らすのが鉄則。湿度が一桁台ということもざらでした。この乾燥でフライト中に喉を痛め風邪をひいてしまうことも。それが、機体に腐食しづらい素材を使った787では、機内の湿度が20%~25%程度に保たれているので、身体への負担がかなり軽減されました。
飛行機での快適な過ごし方
続いて、機内での過ごし方をご紹介します。
私は、たいてい締切の原稿を必死で終わらせ、ロケ準備をなんとか整えて、転がり込むように飛行機に乗るので、機内では泥のように眠ってしまいます。なので、ある程度、身体を疲れさせて機内に乗り込みぐっすり眠るのが一番! と言いたいのですが、昼間のフライトだったり、楽しみな旅の始まりで、興奮してなかなか眠れなかったり……ということもあるでしょう。
機内での時間つぶしの王道といえば映画鑑賞。日系のエアラインや、エンターテインメントに力を入れているエアラインならば日本語字幕や吹き替え版が充実していますが、観たい映画がないということも。そういうときは、スマートフォンやタブレットにあらかじめ映画をダウンロードしておくと良いでしょう。
例えばiTunesで映画レンタルをした場合、ダウンロードしてから1ヶ月の間有効で、視聴開始から48時間は何度でも視聴できます。1日の半分近くもぼーっと過ごせる機会は滅多にありません。この際、気になっていた映画を一気に見るのも良いものです!
ところで、iPhoneなどのスマートフォンで動画を見るとき、置き方に苦労したことはありませんか? ずっと手で持っているのはだるいし・・・・・・。 そんなときに活躍するのがiPhoneスタンド!私は、車のダッシュボードのエアベント(エアコンの吹き出し口)に取り付けられるタイプを愛用。
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クレジットカードなどを差し込んで支えにすれば、ほら、iPhoneスタンドの出来上がり。縦にも横にもできて便利です。
機内食の食べ方
長時間フライトの場合、真夜中や早朝に機内食が出てくることも。そういうときは、思い切ってパスしてしまうのも手です。無理して食べると胃もたれなど起こすことも。
ちなみに私は機内食はあまり食べず、機内に乗り込んでからビールかワインを飲んでさっさと寝るようにしていますが、機内では酔いが早く廻るのでお酒は控えめに。また、日系の航空会社なら寝ている乗客を無理に起こして機内食をサーブすることはありませんが、外資系のエアラインの場合、ぐっすり寝ていてもたたき起こされ食事を配られることも。こういうときも食べたくないのなら、断ってしまってOKです。
また、ヘビーな食事がちょっと……と思う人は、エアラインによってはベジタリアンミールや低脂肪食などオーダーすることも可能です。ただし、以前私がベジタリアンミールをオーダーしたときは、日本発のフライトでは結構工夫されていて美味しかったのですが、海外発のフライトの場合、ボールに生野菜がいっぱい詰め込まれているだけのものが出てきて馬のような気分になってしまったことも。その辺りは見極めが必要です。
機内に持ち込みたいアイテム
ここからは、私が機内で気分よく過ごすために持ち込むアイテムを紹介します!
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目薬
機内の乾燥対策に必須。ビタミンとかいろいろ入っているものは、乾燥して結晶がまつげや頬についてカリカリになるので、できるだけ涙成分に近いものを。
化粧水
機内の湿度は砂漠並み。リフレッシュや、飛行機を降りる前の化粧直しのときにシュッと吹きかけて。さらさらのものだと、蒸発するときに逆に肌が乾燥してしまうので、保湿効果の高いものがおすすめ。
ハンドクリーム・&リップクリーム
手肌、唇の乾燥に。
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アロマ
機内でリラックスに効果的! 周りの人に迷惑にならないよう、ロールオンタイプやジェリータイプがベスト。ニールズヤードからは、時差ぼけに効果的と言われるローズマリーやネロリなどの香りを配合した「アロマパルス トラベル」というのがでていて、そちらもオススメです
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マウスウォッシュ
長時間のフライト中は、口内環境が気になるもの。だけど、トイレの混み合う時間帯に、歯磨きのために長時間化粧室を占領するのは感心しません。そんなときは、さっと使えるマウスウォッシュが便利。私は水で薄められるタイプのものを持ち歩いています。25mlの水に5滴ほどいれてうがいをするだけで気分爽やか。
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[one_half_last]以上のものは、液体物になるのでひとつのボトルが100ml以下になるよう、ボトルに詰め替えるなどし、ジッパー付きの透明プラスチック製の袋に入れておきましょう。[/one_half_last]
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着圧ソックス
足のむくみ対策には着圧ソックスを。私は席についたらまずこれに履き替えてしまいます。
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[one_half_last]羽織り物
機内はエアコンが効き過ぎていることが多いので長袖は必須。フード付きだと頭からの冷え対策になるし、なんとなく落ち着きます。お腹周りの冷え予防に、私は丈の長めのものを愛用。
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ネックピロー
私は首周りが息苦しくなる方なので使わないのですが、ネックピローはやはり便利なよう。膨らませるタイプならばカサ張りません。100円ショップにもあるので試してみて。
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