GW旅行予約も間もなく佳境に!エクスペディアがGWトレンドを分析 今年のGWのトレンドは「安・近・短」から「安・深・短」に?!

GW旅行予約も間もなく佳境に!エクスペディアがGWトレンドを分析 今年のGWのトレンドは「安・近・短」から「安・深・短」に?!

今年の4月は、JR新幹線のゴールデンウィーク(以下GW)初日分のチケットの予約開始に加えて、成田空港第3ターミナルのオープンが同タイミングになるため、例年以上に国内外の旅行予約が集中されることが予想されます。中でもホテル予約は、第1週目に集中することが多く、ここ1週間は旅行者の囲い込みが激化しそうです。

過去2、3年のGW予約状況から分析すると、日本人の旅行は大型連休にも関わらず3、4日の単発旅行が多い傾向が見られます。渡航先としては、去年よりアジアへの人気が継続しており、複数の旅行会社から発表されている渡航先トレンドは今年も“アジア”と言われています。今年に関しては、4月1日からの燃油サーチャージのさらなる値下げもあり、より海外旅行に行きやすい環境になってきていると言えそうです。

【2015年予約急上昇ランキング “深い”アジアを味わう旅行客続々

世界31カ国で展開し、年間5兆円強の売り上げを誇る世界最大のオンライン総合旅行会社エクスペディア(www.expedia.co.jp)でもこれまでのGWの予約状況を分析し、今年のGW予約戦争に対する戦略を練ってきました。図1

その中で傾向として現れたキーワードが、 「安・深・短」(安くて、ディープで、日数が短い旅)。昨年キーワードとなった「安・近・短」 (安くて、近くて、日数が短い旅) ですが、今年は少し形を変えているようです。昨年は、台湾、韓国などの王道アジアが人気を博しましたが、今年はジャカルタ、ハノイなど各国の第2の都市に注目が集まっていることがわかります。よりディープな地への旅行を求める人が増えていることが伺えます。

1位のジャカルタはこれまで入国する際にビザ代を支払う必要がありましたが、それが緩和されたこと、そして5位のヘルシンキは、映画「アナと雪の女王」が影響していそうです。

図2

【2014年海外旅行急上昇ランキング人気急上昇中の“深いアジア”代表国 ベトナム図3

こちらも10カ国中8カ国がアジアというアジア勢の強さがうかがえる顔ぶれとなっています。特に地方都市と言われ、あまり注目が集まらなかった場所が多くみられます。

1位と3位にベトナムのダナン、ホイアンがランクインする結果となりました。2014年7月より直行便が就航し、アクセスが簡単になったためと考えられます。2位高雄と9位台中は、台湾人気の流れから、台湾の地方都市にも注目が集まりました。 また、4位大連と5位セランゴールは、日系企業の進出によって注目を浴びているスポットです。大連はIT企業、セランゴールはメーカー企業を中心に、日系企業が進出しています。 8位セブ島は、英語留学先として人気を博し、それぞれランクインしました。

気になるゴールデンウィーク人気ランキング。人気NO.1は台湾!図4

さて、気になるゴールデンウィークの人気旅行先ランキングですが、今年は例年の絶対王者であるソウルに変わり、台湾が一番人気という結果になりました!

続く2位はバンコクです。今までは“安くいける海外”というと韓国のイメージが強かったのですが、台湾もバンコクも、LCCの就航によりお得かつ気軽に行くことができるようになりました。ソウル人気が一周したこともあり、周辺のアジア各国の人気が上昇していることが伺えます。

下のグラフは2014年のゴールデンウィークの人気旅行先ランキングです。絶対王者だった“ソウル”や“オアフ”を抜き、“台北”と“バンコク”の人気が台頭しています。図5

参考:【GW旅行に関する意識調査GWは高い」と旅行を諦めたことがある人が約7割!でも実は・・・図6

今回エクスぺディアが実施したGW旅行に関する意識調査(※)では、約7割近い68.8%が、GWに旅行を計画したものの、値段が高くて旅行を断念としたことがあるとの回答しました。

実際、どのくらいの予算で考えているのかというと、2万円未満が4割近くいた他、約半数の人は2万円以上8万円未満という結果が出ました。下記の料金カレンダーと照らし合わせてみると、GWのカレンダー通りで旅行した場合には、近場のアジアであっても多くの人の予算ギリギリということもあり、このあたりが“GWは高い”というイメージを強くさせてしまっているのかもしれません。図7

ここで注目したいのが、有休などを取得して旅行日程を1~2日ずらした場合です。カレンダー通りに旅行するよりも、一気に値段が下がり、今回の調査で分かったGW旅行予算でも十分旅行可能なことが分かります。エクスペディアでは、こうした“チョットずらし”を推奨しており、こうした賢い旅行者が増えることで、「安・深・短」な旅のトレンドも加速すると考えています。
調査期間:2015年3月30日~4月1日/全国の500名の男女が対象

お話できること

担当者:エクスペディア 北アジア マーケティングディレクタ-木村 奈津子
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